ダイハツ ハイゼットの次にきたのが、スバル360だった。このスバル360の時に初めて新車の車を経験することになった。それでも当時は、デラックス仕様とスタンダード仕様が明らかに違うところがあって、当然ながらスタンダードであるから、なんとなく簡素な塗装で、一見して安いバージョンとわかってしまう。いわゆるタイヤに、デラックスにはある白い帯がなく、地味なのだ。現在はほとんどすべての車が、ホイールに凝っているが、タイヤそのものには、そのような白い帯が入っていないのが普通だ。むしろそんな白い帯が入っていたら滑稽なデザインに写るのではないかと思う。
やはり今思えば、裕福であって、保管場所などあれば、ずっと保有していたら、すごくプレミアがつく代物だと思うが、そんなエクストラの物を何十年もの間、保有することなど考えも思いつかない懐具合だった。
ご存じの方は、デザイン的には、なんとなくビートルのような、趣を醸し出している。当時は格好がいいとは思わなかったが、後から振り返れば十分に個性的であり、ノスタルジアの抱く逸品だったと振り返っている。
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