現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

餅つき

2013-12-24 | Weblog

ふと思い出し、情景が浮かんだ。毎年、親父の仕事納めの翌日(12月29日頃)あたりに、必ず餅つきを家で行っていた。長屋住まいで、餅つきを行うのは、お向かいさんと自分の家だけだったと記憶している。もち米をせいろ蒸し上げ、石臼で木づちでつく。せいろの火元は、材木をくべる。その材木の枝に火をつけて、振り回したものだ。ついた後は、のし箱に引き延ばす。鏡モチは2段で、つきたてとともに形を整える。あんころモチは、つきたてに、アンコをつめて丸めていく。白餅以外は、豆もち、エビもち、よもぎもちなどもあった。あまり、大根おろしで、つきたての餅を食べるという習慣はなかった。床の間に鏡餅を飾り、松の内が明けるころに(15日)鏡餅を小さく刻む。かちかちになっており、割るといったほうが正しいかもしれない。元旦、三が日は、ついた餅で、お雑煮に入れることになる。10個ぐらい平気で食べた記憶があるが、今はそんなに食べられないし、子供も食べない。当時と何が違うのか、わからない。このようなことを経験して記憶に残っていることが、何かのプラスになるのだろうか?すくなくとも近所付き合いはあったのは間違いない。

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