現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

今の日本の大学入試制度の複雑さ

2021-01-22 | Weblog

大学入学共通試験をやる意味っていったい何なのか?

足きりを行うなら、あらかじめ、はっきりと大学側がこのレベル以下は受験資格に到達せずと規定しているなら

ともかく、外部の営利団体の予備校や塾が判定を出すけれど、それってなんら責任があるわけでなく、

Bランクが合格確実かもわからず、Cランクだと無理なのかもわからず、ただただ受験者を混乱させているだけ。

 

自分の時代は、センター試験もなく、国立1期と2期に分かれていて、1期が不合格なら2期校の中から、

受験が可能だった。2期校にすれば、1期校との区別を外したいだろうが、受験生側からすれば、チャンスが2回

明確にあることになるので、また、2期校だからと言って、別段低く見るわけでなく、それよりも安い国立に

入学できたことの喜びが勝る。

 

今の入試の試験制度は非常にわかりにくく、やたら入学金や年間の授業料がバカ高く、相変わらず、

入学してからは、ほとんどの学生がろくに勉強に勤しむわけでなく、どんなに遊び惚けていても

それなりに卒業できる仕組みのところはほぼ変わっていないと言える。

 

いろいろと利害関係がからんでいるのだろうが、真剣にこれからを担う学生のことを考えて、

今のありようをもっともっとシンプルに変えてもらいたいものだ。

Simple is Best このことに間違いはない。素人・専門家は提言させてもらう。