45年前には、ラジコンの模型飛行機(モデルエアクラフト)には、ヘリコプターはまだ満足なものはなかった。通常の飛行機のスタイルばかりだった。ヘリコプターというのは、尾翼についている回転翼がなければ、くるくると回ってしまうだけで、飛ばない。メインのローターも自作するしかなく、エンジンを吹かし、たとえいったん空中に少しでも浮かせても、横に転倒させれば、その時点でメインローターが破損、飛行再開不能。
ようはラジコンで操縦させるのが難しかったのだ。
それゆえ、おもちゃ的に出現しだしたのが、実際のヘリコプターにはない、メインローターが2枚あって、それぞれが逆回転させるものとか、メインローターの周囲が丸い枠で保護されていて、転倒しても傷まないようになっていたりで、面白味に欠けるものだった。そういったものが、進化したものが、クアトロ。ローターとでも言うのか、4枚のローターで、ようは簡単に飛びさえすればいいといった代物だ。それが、どんどん発展して、今のドローンになっていく。
そして、もうひとつが、昔は、グロー燃料を使うエンジン、今でもそうだが、それでパワーのある飛行ができるのだが、以前の電動モーターなんて、駆動として役に立たない代物だったが、モーターメーカーも日進月歩、急速充電システムと合い間って、そこそこの物へと仕上がってきたというわけだ。もちろん燃料を使うエンジンのほうが、あくまでも推力は圧倒的だが。
官邸まで飛ばせてしまうから、またまた規制がかかりそうだが、ズバリ免許制など、なんでもやりにくくする、自由を阻害するような方向へいくのではと危惧する。
はっきり言う。どんな規制、法律でも、犯罪者はそれを守らないから、法を犯して行動するのだから。作ったからといってさほどの効果はなし。購入者の登録制云々。ばかなじゃないの。部品も自作で、何も店頭のもでなくても作れるのだから、店頭何倍されているものが100%じゃないのだ。店頭販売製品を規制してもまったく無意味。こんなことをすぐにコメントする、コメンテーターがどうしてプロのコメンテーターなのか解せない。なんでも規制、大反対。