現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

異常 2.

2015-04-02 | Weblog

東証1部上場、鉄鋼を主とする商社、H社。始業時刻は、8時45分なのに、7時半から出社してきている。どうして、日本人社員は、こうも早く会社へくるのだろうか? 通勤電車がすいているとか、いろいろ理由を言うものがいる。そして帰りは、決まって、22時前後となるが、15時間を会社内で過ごし、通勤に3時間。残りは、24-18=6時間。その6時間で、睡眠もとり、食事もして、となるが、そもそも無理がある時間割だ。自分が早く出社すると、他人にも、それを暗に押しつける。この会社では、2年以内で、国公立。慶応、早稲田大学卒業者が、半数辞めていく。満員の通勤電車は、ほてほといやになる。この国では、何かにつけ、公共交通機関で、とアピールして、十分な駐車場が確保されない。この会社も、新人研修の間でも、就業規則など、みじんもでてこない。新入社員は就業規則を知らずして、業務に就くはめになる。日本の会社(日系)では、就業規則にないことを求められることが多々ある。それもこれも、そもそも就業規則の内容を知らされてなければ、考えようもない。トラブルになれば、会社側は就業規則の内容にだけしか、対応しないのだから、社員側が自ら進んで、なんの保障もない、就業規則外のことに協力する必要などまったくないのだ。現代の言葉でいえば、ブラック企業へのリストアップ会社だ。早く出社していることを、自慢げに話すなど、異常な限りだ。