少し前には、ハーバードのサンデル教授の白熱教室が人気だったが、その後も白熱教室シリーズは続いていて、最近はニューヨークの物理学者、日系3世の未来の想定図を示してくれる講義が面白い。未来と言っても、2020年ごろには、との話になる。あと5年だ。教授いわく、今の我々が、電気の流れ、電流などを意識しないのと同じように、コンピューターという単語、コンピューター制御がどうのこうの、といったところを意識しなくなるぐらい、その制御が活用されていることが当たり前になっているとのこと。コンタクトレンズに情報が書き込まれていたりして、目に映る人物を認識した場合などに情報が目の前に現れるだとか、もちろん、車も自動運転だから、寝ている間に目的地へ。これらは、少し極端かもしれないが、いずれにせよ、そのようなことが日常、当たり前になっている、いくということだ。1995年にwindows95出現以来の短期間、短年数での様変わりは凄まじい。いろいろなことが、すべて前倒しで実現となっていくのではなかろうか?
この教授の面白いと思ったところは、次から次へと、こうなっていくだろうとの具体事例を多方面にわたって、リストアップして具体的に紹介していることだ。また、それが、実際、そうなるだろうとの共感を覚えるところだ。このような内容を発表する日本人の報道に出くわしたことがない。どうしても起こってしまった現象に対する、ぐだぐだ評論しているものばかりだ。航空機事故後の、評論家のああだこうだ。殺人事件後の、プロ?と呼ばれる方々の、あたらない推理ばかり。沖縄や福島の、今後につぃて、具体的に、こうなるのではないかとの、言いにくい事柄をも含めて、批判を恐れず、建設的な未来像を述べる、報道する、客観視する、勇気、度量の大きさが今は、必要なのではないのか。
終の棲家を、保育園児の声が騒音。ばかなことを言ってるんじゃないよ。みんながみんな、同じ小さな子供だったんだろうに。そんなに静かなところがほしければ、いくらでもあるように思うが。未来の宝のことを、もっと深く考えなさい。