現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

作戦を立てる

2014-06-19 | Weblog

今、話題はサッカーワールドカップ・ブラジルだ。明日は、予選リーグ2戦目の対ギリシャ戦。すでに1敗しているので背水の陣だ。不思議に思うことがある。1戦目以降、日本チームの情報を取り上げて伝えてくれるが、詳しい具体的な様子はわからない。それを推論する日本でのコメンテーターの発言ばかりだ。仮定の話ばかりで、具体性に欠ける。なんとなく世界各地ですごく盛り上がっているように報道されている。それが事実であるならば、ギリシャとて例外ではあるまい。一体、ギリシャでは、どんな放送がされているのか、全く取り上げて来ない。もう推測に基づく、日本側のこれからの対応については腹一杯だ。ギリシャでは、日本チームをどうとらえて、どんな作戦でこようとしているのか、どうして紹介しようとしないのか? その時点で、情報合戦ですでに負けているように感じるが。いつも内向きな姿勢で、外の世界についてあまりアンテナを張らず、内輪で結論の出ないことを、いじくっているだけと変わらないように思うが、そんなことを思うのは小生ぐらいしかいないのだろうか?

もうひとつ自分で首をかしげることがある。ヨーロッパからの参加チームだが、すべて知らないが、知っているだけで、スペイン、ポルトガル、フランス、ギリシャ、イタリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、イングランド、などなど、恐らく、他にもいくつかあるのだろう。なんかヨーロッパ地域で知っていそうな国は、ほとんど出場しているように思える。日本では、出場決定するまでに、予選がなんかいもあって、出場できるのかどうか、やきもきする期間が相当あったように思うが、ヨーロッパのことをみれば、ほとんどどこでも出れるのかと思ったりする。同じように思えば、アジアから中国も出れるのではとか考えたりする。昔は、アメリカなどは、バレーボールやサッカーには無縁で、ベースボール、アメフト、バスケットだけと思っていたが、最近はこれらの大会にも出場していて、それなりに結果を残すから大したものだ。(恐らく、アメリカ国内では、マイナーな競技だろうけれど)。野球の世界大会には、それなりしか力を入れず、あくまでもメジャーリーグが世界一と豪語してはばからない。北米代表としては、カナダが出ていたのだろうか?北米と言えば、カナダ、アメリカ、メキシコで、すべて出場となっているのであろうか?きっちり、予選を勝ち抜く、公平な仕組みがあって、各地域でそれに準拠して出場機会を与えられているのだろう。

視聴率という数字があって、いまだにそのモニターに関与しているという御仁にお目にかかったことがない。その数字に右往左往していることはよく耳にすることだが、「日本の銀行は同じに見える」 ではないが、 「日本のTV局は同じに見えて」 しまう。 自分自身としては、もう30年前から、保険会社の方々に、他社との違いはなんですか? という質問をよくしてきた。 同様に、取引銀行の方々についても、おたくさまの特長はなんですか? ともよく尋ねてきた。 当時から、ほぼ、それほどの違いはありませんと返されるので、一私企業で、競合してきていた者にとっては、護送船団方式で、生き残らさせてもらえるのだから、ありがたい状況ですねとしか、言いようがなかった。保険業界などは外資の参入で、包括的なくくりから、少し、区分けしたように変化したように思うが、おそらく障壁は残っているのだろう。ネットの発達で、手続きの簡略化分だけ、メリットを打ち出すところもあるだろうが、外資にせよ、ネットにせよ、いずれも外部要因でしか変化することがない。ガソリン価格が異常なほどだ。レギュラー1リッター170円。これについても、近隣の国々や欧米ではどうなのか? 資源がない国なのはわかっている。円安歓迎の中、結局、細かなひとつ1つのコスト上昇分を負担させられるのは、国民ひとりひとりだ。高く買ってもらえる売電事業、その買い取り価格分を国民が払う電気料金へ転嫁させられている。そんな事を続けられるのであれば、電力会社はいくらで買い取っても、その分、電気料金に加えればいいのだから、絶対に損はしない。現在、そうでない対応を見直そうと検討がスタートしたが、いったん原理原則、核にあたる部分は、恐らく形を変えて守るような、実態は何も変わっていかない官僚得意のシナリオに沿って進められていくのであろう。官僚は景気に関係なく人事院勧告(税金)を修正していくだろうから、痛みを伴わない。