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KSIの森

劇的に機能するパーシャルデンチャーをめざす歯科技工士の研修会グループKSI(奥森主幹)の情報掲示板です

2014 K.S.I. OPEN SEMINAR 開催 米澤大地先生{ゲストスピーカー}

2014年05月14日 | オープンセミナー

 

2014年5月11日(日)、白水貿易株式会社大阪本社6Fホールにて「2014 K.S.I. OPEN SEMINAR」が開催された。

 

昨年のオープンセミナー同様、定員を大幅に上回る申込みが殺到し、今回も申込みいただいたにも関わらず参加できなかった皆々様、この場をお借りいたしまして深くお詫び申し上げます。

また、早期にお申し込みいただきご出席いただきました皆様、K.S.I.メンバー 一同より深く感謝申し上げます。

今回は、お昼からの半日セミナーでしたが、会場はご覧のとおり92名の受講者で、満員でした。

 

 

今回も多くの企業様より、お祝いのお花を頂戴いたしました。

株式会社デンタリード様、株式会社デンタルアルファ様、石福金属興業株式会社様、大信貿易株式会社様,デンツプライ三金株式会社様、株式会社ジーシー様、株式会社茂久田商会様 (敬称略、順不同)           K.S.I.メンバー一同、心より御礼申し上げます。 

大信貿易株式会社様からは、今回 大阪本社・中島賢社長様より直々にお花添えいただきました。{アドバンスコースにて、大信貿易様より各種アタッチメントワークにてレクチャーのご協力いただく予定です}今後ともよろしくお願いいたします。   

  

 

 今年もデンタリード坂本主任に司会を務めていただき、オープンセミナーのスタートです。

 

 

まずは、安井副会長より開会のご挨拶です。 

 

 

続きまして、本年度より就任されました小山新会長はじめ、新三役が就任の挨拶をされました。

 

 

続いて奥森主幹より丁重なるご挨拶をいただきました。

 

今回のオープンセミナーでご講演いただく講師の先生方です。

ゲストスピーカに、大阪SJCDで副会長を務めてられておられます米澤大地先生、Fixed K.S.Iでご活躍いただいている藤尾明先生をお迎えし盛大に開催されました。

また、K.S.Iからは奥森主幹に基調講演、座長を務めていただき、メンバーからは小山邦宏先生、  今西秀郷先生にご講演いただきました。

 

 

さて、今年のトップスピーカーは奥森主幹です!!「ここから始めよう、パーシャルデンチャーを機能させるキーワード」と題し講演がスタートした。

「補綴物が完成したら終わり・・・ではなく、補綴物がセットされてからが本当のスタートだ!」という、補綴物に対する「次の一手の重要性」から話しが始まった。 

今回、一番注目されたのは、インプラントオーバーデンチャーに用いられた、粘膜や残存歯牙に対しての被圧変位量を考慮した「サスペンション」のような装置をインプラントの上部に装着されたデンチャー。会場中、興味深そうであった。

 

2番手は小山邦宏先生。 「欠損歯列から咬合支持回復を考える」と題し講演された。                                 はじめに自己紹介と、非会員で来場された皆様にスタディーグループK.S.Iの紹介をされた。

続いて、咬合支持の回復を求めてのデンチャーの機能についてと、咬合支持の各種分類法について詳しく説明された。

 

 

3番手はK.S.I若手飛躍エースである今西秀郷先生の登壇です!!「力のコントロールを目指してチェアサイドとラボサイドのコラボレーションの重要性」

まずは、「Thinking Dental Mechanic ~考える技工~」ということの大切さを過去のご自身の体験談を踏まえお話された。また、昨年の「月刊歯科技工11月号」に掲載された臨床ケースをさらに詳しくレクチャーされた。選択的加圧印象の個人トレーの製作方法から、印象採得の手順などについて詳しく説明された。

 

つづきましては、本セミナーのゲストスピーカーである藤尾明先生のご講演です。「サベイドクラウンの重要性」~欠損補綴を咬頭嵌合位の安定から考察~ と題しご講演を賜わった。

はじめに、「歯科治療の目的」ということを詳しくレクチャーされた。その中で、再介入をできるだけ少なくするかが重要で、如何に「LONGEVITY」を考えて進めて行くかが大切であると述べた。

また、歯列弓の保全と咬頭嵌合位の安定の重要性についてレクチャーされた。臼歯部咬合面のクロージャーストッパー、イクォライザーの話しや、アンテリアガイダンスは臼歯の咬合を逃がすために必要であること、「前歯が臼歯を守り、臼歯が前歯を守る」ということを詳しく説明された。サベイドクラウンはデンチャーの安定の為だけではなく、歯列の安定の為でもあり、対合歯関係の安定を保つための機能を兼ね備えて「真のサベイドクラウン」であることを学んだ。

 

座長を務められた奥森主幹。活発な意見交換が繰り広げられました。

 

そして、ラストを飾るのは今回のメインスピーカーである米澤大地先生です。

「パーシャルデンチャーの設計に必要な基本知識」と題し、リジットな安定したデンチャーのあり方についてご講演された。まずはレストの重要性、把持の重要性についてお話された。欠損部位に対してのレストの位置設定、顎堤・口蓋部も把持として有効的に機能させることが大切であると述べられた。また、リムーバルパーシャルデンチャーの前歯支持力の考え方の基本原則とし、犬歯に支持力を与え、切歯には最小限の支持力を与える、また、ガイドは犬歯にさせ、臼歯部デンチャーは支持のみにし、ガイドはさせない、そして、前歯がデンチャーであれば支持負担は無か最小限にすることが大切だと述べられた。

真剣な眼差しで奥深い臨床のお話をされる一方、たいへんユーモアのある楽しいお話も多々あり、会場からは熱気と笑いが飛び交っていた。

 

 

最後に小山会長より会場の皆様に御礼のご挨拶で閉会となりました。

 

スピーカーの先生方 

{左から 今西秀郷・・当会 小山邦宏・・当会 藤尾明先生・・fixed ksi  米澤大地先生・・大阪sjcd  奥森健史・・当会}

 

K.S.Iメンバー一同、今回もオープンセミナー開催にあたり、ご協力ご賛同いただきました株式会社デンタリード様、白水貿易株式会社様、また、今年も取材に来ていただきました医歯薬出版株式会社様、クインテッセンス出版株式会社様、誠にありがとうございました。

そして、ご多用の中、ゲストスピーカーとしてご講演賜わりました米澤大地先生、藤尾明先生に心より御礼申し上げます。皆々様のおかげで大盛況に終えることが出来ましたことを一同、深く感謝致します。

 ksi 役員メンバーで・・・

さて、来年度のオープンセミナーは 2015 3月 1日です。

ゲストスピーカーには、SJCDインターナショナル 副会長であり、 大阪SJCD 最高顧問の本多正明先生です。

4年をワンクールとしての集大成となります。小山会長を筆頭に、この素晴らしい役員の皆様で、成功を収められるよう邁進していきます

最後は、米澤大地先生 藤尾明先生を囲んでの、懇親会です。

ここで一つの提案が出ました・・・KSI ドクターコースの企画です。

今年の大阪sjcdのレギュラーコースでは、パーシャルデンチャーがスタートするそうです。もちろん講師は米澤先生です

ksiにてドクターコースはないのですか??っという問い合わせはよく聞きます。現実にできる日を楽しみに、企画してまいります。


2013 K.S.I. OPEN SEMINAR

2013年08月20日 | オープンセミナー

2013年8月18日、白水貿易大阪本社6階ホールと増設された5階会場にてK.S.I.の2013年度「OPEN SEMINER」が開催されました

前日の17日には南昌宏先生をお迎えし前夜祭のパーティが開かれました。

南先生から「5D」の事などをお聞きさせて頂きました。

 

 

セミナーは定員70名のところ、105名と大幅に上回るの申し込みがあり、急遽5階にモニターを設営しサテライト会場とする白水貿易本社ビル始まって以来初めての出来事となりました。

本当にお暑い中、大勢の方々にお集まり頂きまして、K.S.I.のメンバー一同感謝申し上げます。

お寿司で、軍艦から溢れだした「こぼれイクラ」ってありますが、人がこぼれ出していました。本会場の最後尾の増設席の方々、机が無くて申し訳ありませんでした。

沢山の企業様よりお祝いのお花を頂戴いたしました。K.S.I.メンバー一同御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

5階では、モニターによるリアルタイムでの、サテライト・セミナーセッションです。ksiメンバーたちが、5階にて、受講してくれました。

不備をかけたことを、会を代表して、お詫び申し上げます{奥森}。

何度も、気になって、5階へ、足をはこびましたが、音声、画像がとても良好でした。これもデンタリードの皆様の、おかげでございます

有難うございました

 

 

司会はデンタリード坂本主任です。

まずは、山下副会長より開会のご挨拶。

奥森主幹より開会のご挨拶。「デンチャ―に逃げるのではなく、これからの時代は『攻めるデンチャー』を今日は感じて帰って頂けたらとお話していました。

 

トップは下田会長。「パーシャルデンチャーの維持機構とその設定基準」

パーシャルデンチャーの役割とマウスプレパレーションの重要性などをクリニカルケースを示し解りやすく説明されました。

 

次に村岡インストラクター「インプラント時代におけるパーシャルデンチャーを考える」

クリニカルケースに自身が「月刊歯科技工9月号」で発表するケースを用いインプラントにより咬合支持の変化や構造設計の変化のポイントを解説しました。

 

そして午後より山下副会長。バッチリ決めて頂きました。「歯科最新事情 IDS 2013 in koln」

2009年と自身が参加した2013年のケルンデンタルショーの比較と歯科界の最新情報の報告を行いました。

 

4番目は瀬田インストラクタ―。「欠損補綴Material Selectionにおける選択基準とその実際」

最新のマテリアルの紹介と臨床における注意点、そしてCAD/CAMと手技による技工の組み合わせの瀬田氏ならではの症例を発表されました。

 

いよいよ南昌宏先生です。「欠損補綴の着目点 ~パーシャルデンチャーによる対応~」

咬合安定の基礎である“歯列の連続性”、“歯列弓の保全”の為、考慮すべき点、特に“2次性連結固定”を行う上で「マウスプレパレーション」の重要性を述べられ、欠損の着目すべき点とその対応を解りやすく説明して頂きました。また、13年予後の症例を示され、SET時の骨レベルが低かった鉤歯が、2次性連結固定の効果により骨レベルが回復しているX線写真を見せて頂き、南先生の治療精度の高さを勉強させて頂きました。(もちろん全て担当技工士は奥森主幹です)

 

そして最後に奥森主幹です。「審美・インプラント時代に準じたデンチャーデザイン ~パーシャルデンチャー・オーバーデンチャーの捉え方~」

“リムーバブルデンチャーは進化してきたのか?”と問いかけ、“歯列の安定無くして咬合の安定は無い”と今でも模型上での適合までしか考えない技工士は21世紀の歯科技工に対応できず、「その先の咬合の安定には到達することができず、本来の歯科治療の目的を達成することは無い。」とされました。また本多先生の咬合支持指数にも触れられ、各歯牙の点数により総合的な咬合支持の評価とその変化を知ることが可能な咬合支持指数の重要性が審美インプラント時代における欠損の評価に必要であるとされました。

 

南先生より総評を頂きました。南昌宏先生、ご多忙な中この度は本当にありがとうございました。

 

最後に白水貿易株式会社中山社長より御挨拶を頂戴いたしました。

 

K.S.I.一同、今回のオープンセミナー開催にあたり、ご協力ご賛同頂きました企業様、また当日お暑い中お越しいただきました方々、取材に来て頂きました医歯薬出版株式会社、クインテッセンス出版株式会社、そしてご講演頂きました南昌宏先生に心より感謝申し上げます。皆様のおかげで「2013 K.S.I. OPEN SEMINER」大盛況に終える事が出来ました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


オープンセミナー打合せ 2回目

2013年08月08日 | オープンセミナー

今回は、静岡より村岡ンストラクター、東京より瀬田インストラクターに大阪までアクセスいただきました

また、南昌宏先生と白水貿易の中山社長にも同席いただきました。

ややこしい場所で、いささか心配しておりましたが、私が、店に到着した時には、既に村岡・瀬田両氏と中山社長が席順について、

ディスカッションの真っ最中でした。{遠方からの大阪入りなのに、一番乗りで・・・・恐れ入ります^^}

頼もしい、仲間に支えられKSIは、安泰ですね^^。・・・そうこうしているうちに、デンタリードの坂本主任が、南先生をお連れし

会席が始まりました。

最初は、“カチン・コチン!!”の瀬田インストラクターでしたが、{南先生の隣の席なんで^^}徐々に打ち解けた様子で

終始、話題は、ダイエットのお話でしたが、和気藹々とした時間が過ごせました。^^

これで、ksiの講師陣と南先生とは全員、ご面識を持てました。

あとは、当日に向けてラストスパートです。

お二人とも、遠方から、平日にも関わらずお疲れ様でした。

また、オープンセミナーの申し込みは、いまだに続いているようですが、会場的に限界だそうです

お聞きしますと、ksiの会員の方で、申し込みが遅れたかたもおられたとかで・・・本当に申し訳ございません、会場に限界があり、白水貿易様としましても

今回が、過去最高の来場数だそうで、これ以上は前例がないので責任が持てないとのことですので、ご了解いただけますようお願いいたします。

ksiの会員なのに、融通をきかせてほしい・・・っとおっしゃりたいお気持ちは、痛いほど理解しているのですが、前述させていただきました諸事情により

本当に、申し訳ないです。

昨年、スタートいたしましたスタディーグループksiですが、今後は、しっかりと対応してまいりますので、よろしくお願いいたします

・・・・・・・・・・・・・・奥森でした・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、歯科技工9月号、村岡論文でも“okumori 's  commentary”とだいして、紹介しておりますが、ケネディーの分類・アイヒナーの分類を

さらに、深く掘り下げ、かつややこしい、欠損歯列を、チェアーサイド、または、患者様にも、“一目でわかる”欠損補綴治療後のリスクや、再介入における

難易度をアプローチできる、“咬合支持指数”の読み方を、初公開いたします。

私の、師である本多正明先生より、お許しがでましたので、今後、ksiはこのシステムを利用させていただき、チェアーサイドとのコラボレーションに

”咬合支持を数値化”された補綴装置製作へとアプローチしてまいります。

今月号の、月間歯科技工の小山論文でもそのお話がありましたように、多種多様の欠損歯列に、同じボリュームの構造力学では、おかしな話ですね^^

時代は、そういった臨床的根拠に基づいた、補綴装置を望んでいるのでしょう。

 

 

 

 


KSIオープンセミナー 満員御礼 \(^o^)/  受付終了しますm(__)m

2013年07月22日 | オープンセミナー

満員御礼8月18日 (日曜日) に行われる  KSI オープンセミナーがお陰様を持ちまして定員(70名)を超え100名になり満席になりました。それにより受付を終了させて頂きます。

申し込みをしていただいた皆様、ありがとうございました。

7月の段階で満席になるとは思いませんでした。主催者一同、感激しているところでございます。

南先生はじめ、講演者一同セミナーの成功に向けて、頑張っていきますのでよろしくお願いします。

もし申し込みをされていなかった方がおられましたら 下田(℡ 0985-37-1228)まで、ご連絡下さい。「5名まで^^}


歯科技工士スタディーグループ K.S.I. WEBサイト