KSIの森

劇的に機能するパーシャルデンチャーをめざす歯科技工士の研修会グループKSI(奥森主幹)の情報掲示板です

  11/10  第6回 UKデンタルフェア  奥森先生 特別講演会

2013年10月29日 | 各種講演情報

 

 11/10 九州を拠点にする、歯科材料店 UKデンタルが行う UKデンタルフェアにおいて  KSI主幹である奥森先生の特別講演会が行われます。

    奥森先生が九州でメインで公演されるのは、たぶん初めてのことではないでしょうか。

    パーシャルデンチャーをはじめ、インプラントを含めた欠損補綴の要望が高まる中、興味を持たれてる分野ではないでしょうか。

    是非、参加して下さい。きっと得るものがあると思いますよ。

   


毎年パワーアップする、上海GC! 中国上海紀行

2013年10月27日 | 情報共有・近況報告

昨年に続き、2回目となる 上海デンタルショーに行ってまいりました。

水曜の夕方に、日本を出て、木曜日にデンタルショーに参加、金曜日の午後に帰国という

ちょっと、ハードなスケジュールでしたが、充実感いっぱいの中国でした^^。

  

GCの小出さんと、関空のANAラウンジにて・・・{ニューコンビ結成でしたが、最近は、おなじみになってまいりました}

なんと、小出さんは、東京出向時、年間50回以上も東京・大阪間を利用されます。もちろんスターフライアンスメンバーです・

 よって、ANAラウンジも、顔パスです    いいな~~^^。

100元札です。・・・日本円換算では、100元で1200円ぐらいかな。中国では、これが一番大きいお札になります

この束で、4500元・・・7万円くらいですね^^。

 

上海の宿泊ホテルのレストラン。・・この上海ガニに当たっちゃいました。{食べては、ダメ!!って楊先生に聞いていた部分{襞の部分} 

楊先生には、”言うことを聞かないから~”って叱られちゃいました・・・とほほ・・・その後、上海のトイレに30回は行ったかな^^。

よって上海のあらゆるトイレのスターフライアンスメンバーになりました{笑}・・・・清掃員のおじさんには、顔パスになりました。{苦笑}

  

上海 銀河ホテル・・・4つ星です^^。日本のビジネスホテルでは、ズボンプレッサーが、装備ですが、中国は、アイロンとアイロン台・・・{ナイス!!}

 

 

いよいよデンタルショー・・・GCブース・・・昨年よりパワーアップ!!

  

午前中 1時間・・午後 1時間の計2回 各レクチャーとデモンストレーションが私の出番です。

 

 30分講義 30分デモをしてきました。やはりデモが始まると、モニターで映写しているにもかかわらず、この状態^^。

 通訳は、今年も 楊先生です。{仮重合している間の時間、手が止まるので、こんな話をしました。}

昔、ジャッキーチェンの香港映画を見て、カンフーのポーズをまねていたら、蛍光灯に手が当たって、夕食の上が、ガラスの破片だらけになって

母親が、めちゃくちゃ怒って、翌日のお昼まで、飯抜きで、“私は、このまま餓死をするのかと思いました。・・・・っという話がめちゃ受けました。^^

入場門・・左・小出さん 中央・私  右・鳥井支店長{鳥井支店長は、昔のリーゼントが私は好きでした}  右写真 日本からの株式会社GCの皆さん、

ここは、上海万博の跡地で、その施設を利用して、デンタルショーが行われます。よって、非常~~~に広い!!!

    

昼食です。もちろん中華料理・・

 

ふたたび、お昼の部がスタート・・・

 

 

ちなみに、ハンディカメラを持っている、スキンヘッドの男性・・・中川家の礼二に“そっくり” 礼二やろ!!って声をかけたくらいです^^ GC上海の社員さんで、テクニシャンです・・・・

 

 

午後から、ボーンアンカードブリッジの中切歯の歯冠部の築盛をしました。・・

 

 

腕を組んでいる、男性からの質問がすごかったです。興味深々なのでしょう。

2年続けて上海に訪れて、一番感じたことは・・・ほんとに中国の方々は“真剣”そのものでした。

余裕とか、気楽にとか、わからないけどまあいいっかとか・・・・・・そういったものは、一切ありません

私たちの次代に対するジェネレーションにおいて、“ゆとり”なんて言っていたら、どうなるかおわかりですよね^^

 

GCがチェアーサイドの製品市場は、確立されているのですが、中国で、初めての技工製品販売となる、グラディアとグラデディアガムです。

何とか貢献できればと、張り切りました^^。中国の皆さん、GC製品をよろしくお願いいたします。・・・ブレイクすれば、恐ろしいマーケットとなるでしよう。

  

上海のビジネス街の中心となるビルの一角に”GC上海有限公司”があります。GC上海の発展をお祈りします。

その向かいの、グリーンデンタルオフィスに楊先生が、以前勤務医として在籍されておられました。

 右・手前が鳥井支店長・・・大阪のふぐ料理^^楽しみにしています^^。

私と、楊先生{写真左、手前から2番目}とは、SJCDでの出会いが、なり染めですが・・・なんか日本っていうか、アジアも狭いな~って感じですね^^。

夕食は、桜井さん{ファイン}・森上さん{極}・伊藤さん{アドベックス}たちと合流しました。毎年、目玉商品の材料を買付に来られているそうです。

 

 

左の列・・中央・櫻井さん 4番目・森上さん 一番奥・伊東さん{元・SJCDテクニシャンコースOB会会長} 関西の有名なテクニシャンのお三方です。       

日本では、なかなかお会いできませんが、前回お会いしたのも、ここ、上海です{笑}

飛行機で、時差はありますが、2時間ちょっとで、上海の浦東{プートン}空港です。いつか ksi で、行きましょう。

遠い遠い昔、日本から、“遣唐使”が、中国の文化や、その思想を習得するために、中国へ向かいました。何日もかけて・・・

今、逆に歯科技工技術を、レクチャーに行ってきました。2泊3日で・・・

今年の初めに、下田会長・山下副会長とともに、ドイツ・ケルンに行ってまいりました。

そこで目にしたものは、日本のように単独民族ではなく、ヨーロッパ全土の多国籍の集まりでした。特にユーロ圏の・・・

もうすぐ、アジアも共通通貨が発行され、一つの国のような特徴をもつ、時代が来るのかな?って思うセンチメンタルな思いですね。

日本は、先進国だった・・・?そんな、過去の杵柄に浸って“ぽか~~ん”としていたら、いずれ発展途上民族と呼ばれる日が来るかも{笑}

コラムにでも書いちゃおうかな~~。

昨年に続き、今回も小出様はじめ株式会社GCの皆様に大変お世話になりました。有難うございました。

    では、奥森でした。

 ps・・・・次は、11月10日・・熊本にて, UKデンタルショー14:00~16:00 講演予定です。 土屋和子先生とのセッションです。お近くの方は、是非お越しください。気軽に声をかけてくださいね。

 下田会長、また暇な時でも告知お願いします。 では・・

                                                        

 

 

 


実現!TOP会談

2013年10月21日 | 情報共有・近況報告

KSI関東ベーシックコースの前夜、キャストパーシャル研究会(CPI)会長尾形和哉氏との会談が実現いたしました!

 

 

今後のパーシャル界について積極的に意見交換がなされました。

 

 

キャストパーシャル研究会(CPI)は来年20周年を迎えます。2014年秋頃、キャストパーシャル研究会20周年記念学術大会をKSIと合同で開催することが決定いたしました。

 

 

 

 


KSI関東ベーシックコース無事終了 

2013年10月21日 | ベーシックコース

KSI関東ベーシックコースが無事終了いたしました。皆様お疲れさまでした。

 

まずは宿題のWAXUPのチェックからです。皆さん見る目が真剣です。

 

 

初日は埋没後、ファーネスでのリング焼成中に山下副会長、下田会長、奥森主幹の講義があり、講義終了後キャストまでの空き時間で懇親会が行われました。

 

 

懇親会の後はいよいよキャストです。デントラム社の遠心鋳造機です。回転のバランスが非常に良いキャストマシーンでした。

キャスト後、初日終了~!

 

 

そして最終日、掘り出し後研磨のデモが始まります。

 

 

午後からは受講生の方々の実習作品の適合です。もちろん全員ドンピシャでした。

受講生の皆様大変お疲れ様でした。4日間に渡るベーシックコースいかがでしたでしょうか?皆様の臨床に必ず役立つと思います。

そして受講生6名全員がKSIに入会されました!!

 

 

KSIに新たなメンバーが加わりました。どうぞ宜しくお願いいたします。各支部活動も積極的に展開していきたいと考えています!

 


great practice !!今西秀郷というテクニシャン

2013年10月09日 | 情報共有・近況報告

KSIの皆様、こんばんは

たまには、いいかな?こんなokumori’s DIARY・・・・・{回覧板}

只今進行中の KSI 選抜メンバーによる、月刊 歯科技工でのリレー連載。

5人中、3名までが、執筆掲載を終えました。

各執筆者の論文の最後に私{奥森}との”Q&A”のコーナーは、皆様ご存知の通りです。

{この、コーナーちなみに、結構 若手先生方から、ご好評をいただいております^^}

毎回、執筆者が私の所属する、デンタル・プログレッシブまでこられて、その論文中、書ききれなかった勘所を

掘り下げようという企画です。

今回は、第4回目となる今西秀郷氏が、執筆の最終チェックに来られました。

 左・・今西 右・・奥森

この日は、暑くて白衣を着ておりません。すいません。私は、只今、高速レーズにて、メタルデンチャーの最終仕上げの真っ最中!!

パパイヤは、移動式ワゴンの上に、A4のコピー用紙を広げて、来月、掲載予定の論文の最終仕上げの真っ最中!!

 左・・奥森 右・・今西

後ろの、赤い袋は,new今西ジュニアへの、内の嫁からのプレゼントです。

みなさんも、祝ってあげてね^^。ご本人は、何も言ってませんが、私からの催促です。{笑}

 右・・今西・・のすぐ右側が私の作業机{コクヨの15年前の机です・・・}

これは、当社の遠藤君が、ひそかに撮影した3ショットです。

お昼の2時ぐらいに当社にこられ、帰宅されたのが11時を回っていたと思います。{Q&Aは、その前の週にそこそこできあがっていたのですが・・・}

もちろん、今回の今西論文は、素晴らしい内容です。上下顎の一症例ですが、そのケースにかける”執念”ともいうべく、初期治療から診査・診断。

そこから導かれる補綴設計。ここからが重要なのですが、その治療ゴールへたどり着くまでの、担当歯科医師との見事なコラボレーションが、展開されています。

小山・村岡論文ほどの基礎を網羅された、キャリアとケースの豊富さ、こそありませんが、一番若手の今西氏が、この欠損歯列と真っ向勝負をした”ドキュメンタリータッチ”に校正されています。

若手の皆さん、必ず読んでください。私たち歯科技工士は、勘違いが命とりですよ^^。

あと、驚いたのは、とても、ドクターが本気で今西氏に協力しておられたことです。それは、ドクターのヒューマニティが高いこともありますが、彼自身が勝ち取った努力もあります。

よく、{うちの先生は・・・言っても聞いてくれないとか・・・うちのラボの社長は興味ないから・・}とか、いろんな”言い訳”を聞いてきました。それらは、”僕に、教えてもらうのが、当たり前!・・他人に用意してもらってやるのが、当たり前”って聞こえます。   自分自身が動かずに、どうして人が動くのですか? 

 

この”KSI” の”よれよれ”になったエンジのユニフォームを身にまとった仲間が、赤い目をこらえながらの初めての挑戦です。

その執筆を依頼されたチャンスに、見事、高いクオリティーのケースと論文で、答えてくれました。よって私も、Q&Aは、とても力が入りました。

まず、この日は、私も納品に追われていましたが、写真からもわかるように、私から彼に声をかけるまで、一切、声を発っしず、黙々と、論文と戦っていた姿勢がありました。

デンプロのスタッフが動くたびに、終始、気を使い、また私が伝えたコメントは、一門一句、聞き逃さない。その謙虚なスタイルがこの論文を生んだのでしょう。

{そんな、今西氏も帰宅されてから、膨大な仕事を抱えていることは、私も100も承知しておりますが、彼は一切、顔に出さず・・・・・・}

 

みなさん月間歯科技工 11月号を楽しみにしていてくださいね^^。きっと次世代を担うデンチャーテクニシャン達の指標となるでしょう。

 

~~ここで、とくに若手の KSI のみなさんに見習っていただきたい。~~

論文の内容を拝読して、感じたこと。それはこの若さでこれだけの結果がついてくるのは、日頃の今西秀郷君の臨床での”姿勢”でしょう。

彼は、決してエリートコースを歩んできたテクニシャンではない!

ただ、その一瞬・一瞬を好機ととらえ、必死で対応しているのでしょう。臨床写真を見れば私にはわかります。

この赤いユニフォームを着ている全てのテクニシャンは、私も含めベーシックな概念・術式においては、同じ勉強をしていますので、そんなには差がないはずです。

ただ、この”謙虚”な姿勢がチェアーサイドを動かすのです。

もう一度、言います・・・・・・謙虚さを忘れた”挑戦者”からは、”夢と希望”は無縁となる・・・・

な~んて、奥森でした。

 

ps・・・・・・最後にパパイヤこと今西秀郷君へ・・ちょっと、誉め過ぎました^^・・・調子に乗るなよ^^{笑}

 


歯科技工士スタディーグループ K.S.I. WEBサイト