第2回K.S.I.関西支部勉強会が開催されました
今回は4名の先生の発表に25名の参加者が集まり開催されました。
トップバッターは山田氏による「日常臨床における症例」と題し発表されました。
日常の臨床ケースのSet時の様子を動画を交えながらプレゼンされました。
2番手は米津氏による「情報を生かした義歯製作」と題しKSIメソッドによる義歯製作の一連の流れを発表されました。
下顎パーシャルデンチャー製作のポイントを、医院サイドに出向き撮影した数多くの口腔内写真により解説しました。
そして3番手は藤野氏による「on the modelからの脱却」というお題で発表して頂きました。
強烈なインパクトがあるお題の通り、過去の模型での適合精度のみを追求する風潮から脱却し、口腔内での機能・安定を獲得するための残存歯の評価を技工士も学ぶ必要性をレクチャーされました。
そして最後に奥森主幹による「ポッセルト フィギアを認識する~その欠損歯列の回復~」のお題でレクチャーして頂きました。
咬合器上ではポッセルトフィギアに示される上の部分しか再現出来ないという事と共に、下顎運動路で重要なのは咀嚼運動経路であると示し、その為の咬合面形態を解説されました。
勉強会終了後はやはり懇親会です!盛り上がりました~!
演者の皆様、ありがとうございました。また参加されたKSI会員の皆様ご苦労さまでした。第3回も来年予定しています。よろしくお願いいたします。{小山}
そして・・・・・
概要決定!“Fixed K.S.I."
開催日時・・・2014年3月8日 18時30分より21時
開催場所・・・メルパルク京都 6階会議室6番
定員 ・・・・60名(KSI会員以外からも募集いたします)定員になり次第受付終了とします
会費 ・・・・3500円
講師 ・ 藤尾明先生(アクシア デンタルテクノロジー・加古川市)SJCDテクニシャンコースインストラクター 藤尾先生には、以前所属されていた本多歯科医院{東大阪}時代に、私{奥森}と、コラボレーションした“サベイドクラウンの術式とそれらを含む咬合再構成への製作プロセスをお話いただきます。私が知るうえで、関西の若手では、筆頭株です。模型診断力は“バツグン”のものがあります。欠損歯列において、・・・どこから手を付けていくのか?っといったキーポイントなど今後のラボワークにおいては、必見です。見逃さないでくださいね^^。{奥森}
安間崇(デンタルプログレッシブ・奈良市) 当社、安間には欠損歯列に対し、そのアンカーとなる構造とFixed Brの全容、すなわちドルダーバーとそのスリーブへの連携、またインプラントオーバーデンチャーの維持機構となるアタッチメントワークを話してもらいます。前回の関西支部勉強会にて、トップダウンからの考察を拝聴された方には、必ず指標となるでしょう^^“おぼろげながらも最終形態のイメージを持つ”部分の重要性などなど・・・乞うご期待^^。{奥森}
詳細は後日発表いたします。