講師として奥森主幹と
東京でご開業の天川由美子先生
当日会場は50名近くの方が集まりました。
デンタリード坂本さんと小山会長からのご挨拶から始まりました。
「おぼろげなイメージから始まるラボワーク VAGUE IMAGE」
審査診断の段階からDtサイドとDrサイドがディスカッションし、最終的な補綴装置のイメージを「おぼろげ」ながらも持つことの重要性や、実際臨床例を上げてどの様に進めていったのかをご丁寧にご説明されていました。
QDT9月号のMasterPieceにご掲載されていたケースも、より掘り下げたご解説をされていたのでより個人的には理解が深まりました。
「補綴設計におけるラボサイドとの連携」
天川先生の人生を振り返りながら前半はクラウンワークのDtとコラボレーションしたケースをお話されていました。
接着のご研究を大学でされていたご経歴があるそうで、ダイレクトボンディングのケースはとても自然感があり圧巻でした。
個人的に印象的だったのが「義歯であっても機能と審美が融合していないと患者さんは本当の意味で喜んでくれない」というお言葉でした。
デンチャーワークのDtとクラウンワークのDtの意識の違いに差があるということだと思いました。
デンチャーでも審美的な観点を真剣に考えないとダメなことを再確認しました。
後半は奥森主幹とのコラボケース
一番印象的だったのが最後の臨床ケース
壮絶な治療の道のりに言葉を失いました。
自分のところにあの様なケースがきたらと考えると…
自分ならお手上げ状態になってしまうだろうなと思いました。
貴重な臨床ケースをお話頂きありがとうございます。
閉会のご挨拶として
鈴木副会長からご挨拶がありオープンセミナー終了となりました。
最後になりますが
ご講演頂いた奥森主幹、天川先生
ご多忙の中、貴重なご講演ありがとうございました。
また本セミナーを主催頂きました株式会社デンタリード様、ご尽力頂きました各関係者各位様に心より感謝致します。