KSIの森

劇的に機能するパーシャルデンチャーをめざす歯科技工士の研修会グループKSI(奥森主幹)の情報掲示板です

第3期アドバンスコース5回目

2014年05月23日 | アドバンスドコース

5月17日(土曜日)・18日(日曜日)に第3期アドバンスコースの5回目が行われました。

 

今回は前回の宿題であった両側にスイングロックを用いたフレームのWAX UPのチェックからです

 

次に3ケース目のインプラントの上部構造(Fixed)を説明とデモを受けWAX UPを行います。

 

 

 

安井副会長、お仕事が忙しく超睡眠不足です。ついにZZZZZZ・・・・・

 

WAXミリング終了。受講生の我々もWAXミリング終了後埋没キャストまでおこないました。

奥森先生はミリングまでデモで行いました。

 

 

そして、東京での“支部勉強会”の開催が決まりました!

 

開催日 平成26年9月28日(日曜日)

      午後より(1時頃からの3時間程度の予定)

開催場所  株式会社 アシスト1 研修室 (東京都足立区保木間3-32-4)

 

開催内容 会員による発表(藤野専務・山田支部長・他数名)

       奥森先生によるレクチャー

       小林正文氏 {大信貿易株式会社 東京営業所 所長}

お問い合わせは事務局まで

 

昨年関東でのベーシックコースを受講された方々の参加お待ちしています。後日詳しくご案内いたしますのでよろしくお願いいたします。

         

 

 


2014 K.S.I. OPEN SEMINAR 開催 米澤大地先生{ゲストスピーカー}

2014年05月14日 | オープンセミナー

 

2014年5月11日(日)、白水貿易株式会社大阪本社6Fホールにて「2014 K.S.I. OPEN SEMINAR」が開催された。

 

昨年のオープンセミナー同様、定員を大幅に上回る申込みが殺到し、今回も申込みいただいたにも関わらず参加できなかった皆々様、この場をお借りいたしまして深くお詫び申し上げます。

また、早期にお申し込みいただきご出席いただきました皆様、K.S.I.メンバー 一同より深く感謝申し上げます。

今回は、お昼からの半日セミナーでしたが、会場はご覧のとおり92名の受講者で、満員でした。

 

 

今回も多くの企業様より、お祝いのお花を頂戴いたしました。

株式会社デンタリード様、株式会社デンタルアルファ様、石福金属興業株式会社様、大信貿易株式会社様,デンツプライ三金株式会社様、株式会社ジーシー様、株式会社茂久田商会様 (敬称略、順不同)           K.S.I.メンバー一同、心より御礼申し上げます。 

大信貿易株式会社様からは、今回 大阪本社・中島賢社長様より直々にお花添えいただきました。{アドバンスコースにて、大信貿易様より各種アタッチメントワークにてレクチャーのご協力いただく予定です}今後ともよろしくお願いいたします。   

  

 

 今年もデンタリード坂本主任に司会を務めていただき、オープンセミナーのスタートです。

 

 

まずは、安井副会長より開会のご挨拶です。 

 

 

続きまして、本年度より就任されました小山新会長はじめ、新三役が就任の挨拶をされました。

 

 

続いて奥森主幹より丁重なるご挨拶をいただきました。

 

今回のオープンセミナーでご講演いただく講師の先生方です。

ゲストスピーカに、大阪SJCDで副会長を務めてられておられます米澤大地先生、Fixed K.S.Iでご活躍いただいている藤尾明先生をお迎えし盛大に開催されました。

また、K.S.Iからは奥森主幹に基調講演、座長を務めていただき、メンバーからは小山邦宏先生、  今西秀郷先生にご講演いただきました。

 

 

さて、今年のトップスピーカーは奥森主幹です!!「ここから始めよう、パーシャルデンチャーを機能させるキーワード」と題し講演がスタートした。

「補綴物が完成したら終わり・・・ではなく、補綴物がセットされてからが本当のスタートだ!」という、補綴物に対する「次の一手の重要性」から話しが始まった。 

今回、一番注目されたのは、インプラントオーバーデンチャーに用いられた、粘膜や残存歯牙に対しての被圧変位量を考慮した「サスペンション」のような装置をインプラントの上部に装着されたデンチャー。会場中、興味深そうであった。

 

2番手は小山邦宏先生。 「欠損歯列から咬合支持回復を考える」と題し講演された。                                 はじめに自己紹介と、非会員で来場された皆様にスタディーグループK.S.Iの紹介をされた。

続いて、咬合支持の回復を求めてのデンチャーの機能についてと、咬合支持の各種分類法について詳しく説明された。

 

 

3番手はK.S.I若手飛躍エースである今西秀郷先生の登壇です!!「力のコントロールを目指してチェアサイドとラボサイドのコラボレーションの重要性」

まずは、「Thinking Dental Mechanic ~考える技工~」ということの大切さを過去のご自身の体験談を踏まえお話された。また、昨年の「月刊歯科技工11月号」に掲載された臨床ケースをさらに詳しくレクチャーされた。選択的加圧印象の個人トレーの製作方法から、印象採得の手順などについて詳しく説明された。

 

つづきましては、本セミナーのゲストスピーカーである藤尾明先生のご講演です。「サベイドクラウンの重要性」~欠損補綴を咬頭嵌合位の安定から考察~ と題しご講演を賜わった。

はじめに、「歯科治療の目的」ということを詳しくレクチャーされた。その中で、再介入をできるだけ少なくするかが重要で、如何に「LONGEVITY」を考えて進めて行くかが大切であると述べた。

また、歯列弓の保全と咬頭嵌合位の安定の重要性についてレクチャーされた。臼歯部咬合面のクロージャーストッパー、イクォライザーの話しや、アンテリアガイダンスは臼歯の咬合を逃がすために必要であること、「前歯が臼歯を守り、臼歯が前歯を守る」ということを詳しく説明された。サベイドクラウンはデンチャーの安定の為だけではなく、歯列の安定の為でもあり、対合歯関係の安定を保つための機能を兼ね備えて「真のサベイドクラウン」であることを学んだ。

 

座長を務められた奥森主幹。活発な意見交換が繰り広げられました。

 

そして、ラストを飾るのは今回のメインスピーカーである米澤大地先生です。

「パーシャルデンチャーの設計に必要な基本知識」と題し、リジットな安定したデンチャーのあり方についてご講演された。まずはレストの重要性、把持の重要性についてお話された。欠損部位に対してのレストの位置設定、顎堤・口蓋部も把持として有効的に機能させることが大切であると述べられた。また、リムーバルパーシャルデンチャーの前歯支持力の考え方の基本原則とし、犬歯に支持力を与え、切歯には最小限の支持力を与える、また、ガイドは犬歯にさせ、臼歯部デンチャーは支持のみにし、ガイドはさせない、そして、前歯がデンチャーであれば支持負担は無か最小限にすることが大切だと述べられた。

真剣な眼差しで奥深い臨床のお話をされる一方、たいへんユーモアのある楽しいお話も多々あり、会場からは熱気と笑いが飛び交っていた。

 

 

最後に小山会長より会場の皆様に御礼のご挨拶で閉会となりました。

 

スピーカーの先生方 

{左から 今西秀郷・・当会 小山邦宏・・当会 藤尾明先生・・fixed ksi  米澤大地先生・・大阪sjcd  奥森健史・・当会}

 

K.S.Iメンバー一同、今回もオープンセミナー開催にあたり、ご協力ご賛同いただきました株式会社デンタリード様、白水貿易株式会社様、また、今年も取材に来ていただきました医歯薬出版株式会社様、クインテッセンス出版株式会社様、誠にありがとうございました。

そして、ご多用の中、ゲストスピーカーとしてご講演賜わりました米澤大地先生、藤尾明先生に心より御礼申し上げます。皆々様のおかげで大盛況に終えることが出来ましたことを一同、深く感謝致します。

 ksi 役員メンバーで・・・

さて、来年度のオープンセミナーは 2015 3月 1日です。

ゲストスピーカーには、SJCDインターナショナル 副会長であり、 大阪SJCD 最高顧問の本多正明先生です。

4年をワンクールとしての集大成となります。小山会長を筆頭に、この素晴らしい役員の皆様で、成功を収められるよう邁進していきます

最後は、米澤大地先生 藤尾明先生を囲んでの、懇親会です。

ここで一つの提案が出ました・・・KSI ドクターコースの企画です。

今年の大阪sjcdのレギュラーコースでは、パーシャルデンチャーがスタートするそうです。もちろん講師は米澤先生です

ksiにてドクターコースはないのですか??っという問い合わせはよく聞きます。現実にできる日を楽しみに、企画してまいります。


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