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波に乗れ!厚真 [中]

2009-08-31 16:55:05 | 社会・経済

サ-フィンでまちおこし 若手が決起 知名度向上へ奔走

100_7239 今年4月1日、胆振管内厚真町役場で、まちづくり推進課などに所属する30代の職員4人に辞令が手渡された。任命された先は臨海施設ゾ-ン活性化プロジェクトチ-ム(PT)。通称“あたらしいなみ”。PTメンバ-の1人、田中紀嘉さん(31)は「サ-フィンを通じて厚真のアピ-ルを」と意気込んだ。

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町内の浜厚真海岸には年間6万人のサ-ファ-が訪れる。それを町の活性化につなげるのがPTへの特命だ。4人とも所属する部署との兼務だが、わざわざ辞令が交付された。「波という自然の恵み。そこに集うにぎわいを活用したい」と宮坂尚市朗町長。上司も真剣だった。それまで浜厚真への町内の関心は高くなかった。「6万人も来るの?関心ないね」と男性町民(71)は話す。中心街から約10㌔離れ。海水浴場でもない海岸は、町民との接点が少なかった。また、北電苫東厚真発電所や石油備蓄基地の固定資産税により、もとは町の財政は豊かだった。ところが、近年は施設の減価償却が進み、税収減が続く。それとともに町の人口も年間100人規模で減り続け、昨年、5千人を割った。そんな中、若手が目を付けたのがサ-フィン。PTの手代木久史さん(30)は「イベントを企画する時、一番の苦労は集客。浜厚真には黙って6万人が集まる。活用しない手はない」と強調した。活動は手探りだった。まず、道内サ-フィン団体と意見交換会を開き、7月下旬には海岸で愛好者300人にアンケ-トを行った。「売店がほしい」「シャワ-やトイレの改修を」。手代木さんは「役場への期待を感じた」と話す。6月にはサ-ファ-と共同で海岸清掃を行った。400㌔のごみが回収され、サ-ファ-たちの「環境意識の高さに驚かされた」(手代木さん)という。思わぬ応援団も現れた。札幌国際大の林恒宏専任講師(36)=スポ-ツビジネス=だ。「厚真の取り組みを知り、これだ!と」。今夏、林さんはPTメンバ-と、町名入りのサ-フボ-ドを背負って札幌の中心街を歩いた。狙う知名度アップ。今月22、23の両日には東京の渋谷でも同様のアピ-ルを行う。

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さらに、5月にはPTが目指すべき格好のお手本が見つかった。「サ-フ・ツ-リズム」。聞き慣れない取り組みの舞台は、福島県らしい。PTメンバ-の1人が、パソコンでさまざまなホ-ムペ-ジを検索しているうちに見つけた、「ネットサ-フィンのたまものだった。発信2009

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