゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

発信2008<目指せ『枝豆』日本一>㊤

2008-10-27 17:00:00 | ほっかいどう関連情報

中札内村<救世主>「もうかる」作付け拡大

100_0984 「ザザザ-、バリバリ」。枝豆の作付け面積(3                              50㌶)、年間収量(約1100㌧)とも全道1を誇                              る十勝管内中札内村。中心部にある加工施設で                            は、取れたての豆を氷点下196度の液体窒素                              で瞬間凍結する作業がたけなわだ。収穫から4                              時間以内に、洗浄、ゆで、塩漬け、凍結の行程                              を経て冷凍庫に貯蔵する。中札内村農協加工製造課の垰田英昭課長                   は「作業を短時間に終わらせることで、色鮮やかさと甘みを保てる。                              枝豆を瞬間凍結する施設は全国でもここだけ」と胸を張る。居酒屋チ                             ェ-ン「白木屋」を展開するモンテロ-ザ(東京)は、中札内産枝豆を                             年間300㌧仕入れ、北海道から沖縄まで全1400店で提供してい                              る。仲介した丸木納豆(群馬)は、「輸入品に比べ味がいい。虫の混                             入や変色などのクレ-ムは一度もない」と絶賛する。道のりは曲折が                            あった。村内の畑作農家の多くは小麦、ジャガイモ、ビ-ト、豆類の                              畑作品を栽培。「高収益の第五の作物を」と1992年に枝豆を導入し                            たが、2004年までは赤字が続いた。冷凍加工施設の経費がかかる                            割りに、製品量が少なかったためだ。そこで同農協は3年前、10億3                             千万かけて施設を増設し、大型収穫機二台を9千万かけて導入した。                            約40㌶だった作付け面積は、今年までに10倍近くに増え、業績は好                           転した。枝豆の収益は10㌃当たり10万円以上と、十勝の主力作物                             ビ-トの約1・5倍。山本勝博・同農協組合長は「高品質な商品を大量                            生産できるようになり、『枝豆はもうかる』と農家もやる気になった」と話                           す。資材高に苦しむ農家にとって救世主でもある。枝豆の栽培に必要                            な化学肥料は、ビ-トの25%。ジャガイモやビ-トに比べ種まき後の                            消毒回数も少ない。畑作農家広瀬茂さん(60)は、3年前から栽培を                            始めた。今年の作付けは3・8㌶と倍増、来年は5㌶に拡大する。「経                             費を抑えられ、手間もかからないのにもうかる。いいことずくめ」と笑う。                            同農協は来年度、粒が大きい新品種「タマフクラ」の作付けを検討し、                            面積も500㌶に拡大、3年後には700㌶を目指す。日本1の枝豆産                             地は、約850㌶の作付け面積を誇る山形県鶴岡市。その背中が見え                             てきた。

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