flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

波方 大角鼻

2008-09-24 00:00:01 | 城郭・城下町
(おおすみのはな 愛媛県越智郡波方町水崎 1990年9月15日訪)
 高縄半島の突端である大角鼻は、大宝律令後に大角(だいかく(はら):法螺貝:ほらがい)と、烽燧(とぶひ:狼煙:のろし)の場が設けられたことに始まるという。そして戦国時代になると、村上氏来島城を守るための番所が設けられた。また、隣接するところには天満鼻見張台、大角ノ砦があり、来島海峡での守りの拠点でもあった。海岸の岩礁には、柱穴の跡が残り、舟隠し場跡や丘陵上には防塁跡がある。更に付近の海岸には、縄文時代前期から晩期にかけての遺跡「水崎遺跡」が存在する。
 

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