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(愛知県豊川市三上町 1993年2月26日)
栗八名川は、昭和40年に改修された間川の旧流路である。坂井橋を過ぎた間川は現流路から離れ、賀茂神社の太鼓橋を潜って牟呂用水を平面で横切り、激しい蛇行と狭い川幅で豊橋市賀茂町と豊川市三上町の境を縫って豊川(とよがわ)に注いでいた。新流路の最大幅63mに比べ旧流路の最小幅4mと極端に狭く、更に平野部では堤防もなかったため、大雨が降る度に氾濫を繰り返していた。圃場整備に伴う付け替えによって水量の多い川の役割がなくなった旧間川は、旧流路の上流部が埋め立てられ、栗八名川と名を変えて農業排水路としての役割になり、堤防の高い新間川へ樋門を通して注いでいる。そんな栗八名川の豊川市区間だけが今回、護岸被覆工事されていた。
手前の藪が旧間川、奥のガードレールが新間川(間川河口付近)
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