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このレポートは長いので、前後編に分けてます。
<後編:シンポジウムでのさとみちゃんの発言と様子>
このシンポジウムのテーマは、世界の経済的に貧しい国の人たちに、何ができるか、考えましょう、っていうものでした。
以下、さとみちゃんの発言シーンを、ざっくりではありますが、再現してみます。
(まず、1日1ドルで生活している人が大勢いるというテーマで)
池上:1日1ドル=約150円の生活って、想像できますか?
さとみ:コンビニ行ったら、150円じゃすまないですよね。私は、実家にいるんで、お財布使わない日もあるくらいです・・・。
(次にODAの話題となり)
池上:石原さんはODAって知ってますか?
さとみ:聞いたことあります!(っと、元気に回答)
池上:では、日本語で言うと?
さとみ:・・・(と困った様子で)教えてくださ~い!
池上:アメリカのODAが、2001年から急に増えているんだけど、石原さん、2001年って、何かありましたよね?
さとみ:テロですねー。(と即答)
(で、日本のODAが減っているという話の流れで)
池上:石原さん、日本のODAが減ってきているのはなぜだと思いますか?
さとみ:エゴというか、やっぱり自分が大事っていうか自分中心っていう考えがあるからかなあ?でも、自分のことも大事だし・・・難しいですね。
(次に、毎年10の言語が消えているというテーマが、画面に出たとき)
さとみ:これって、どういうことなんですか?(と、すかさず質問。)
(その流れで、言葉の大切さという話になったとき)
池上:石原さんは、外国語は?
さとみ:日本語だけです。(と、苦笑いしながら。)
池上:その国の言葉でコミュニケーションをとることが大事、ということで、石原さんはどんな思いがありますか?
さとみ:つい先日まで、仕事でイタリアへ行ってたんですけど、その時、イタリア語がわからないんで、思ってることを伝えることができなかったんです。そういう時に、言葉って大事だなあ、と思いました。
(この話題の後、タイの人と一緒に家を建てるという活動をした、神田外語大の学生さんの活動の映像が流れました。)
池上:石原さん、どう思いましたか?
さとみ:私と同世代なのに、すごいなあというのと、すごくいい経験してるなあって思います。うらやましいです。
(で、最後のまとめに入り)
池上:今日の感想をうかがいましょう。石原さんは?
さとみ:(「うーん」と、ちょっと困ったあとで)今日は、短時間の間で、たくさんのことを知ったなあ、と思います。私は「包帯クラブ」という映画をやって、気づいたことがありました。でも、私は、この皆さんみたいに、海外の方の支援とか、そういうのはできないと思うんですけど、私のできることで、誰かの役に立ちたいと思います。
というのが、このシンポジウムでのさとみちゃんの発言です。
で、私がさとみちゃんを見ていて気づいたことがいくつかあって、まず、さとみちゃんは、出演者用にステージ前におかれたモニターに示される資料とかを、身を乗り出して熱心に見てました。この日のテーマにはすごく興味を惹かれたみたいです。あと、話を聞いているとき、すごく一生懸命聞いてました。堅いテーマなので、ちょっと神妙な表情で聞いてるシーンが多かったです。
それと、学生さんの活動の映像が流れてるときには、時折、紺野さんとか大学の先生と言葉を交わしてました。
さとみちゃんにしてみれば、これもお仕事なのでしょうが、何か、ただのお仕事っていうのではなく、その場から何かを得たいと思ってるような感じがしましたよ。
そんなさとみちゃんの人柄が垣間見れて、とても貴重なイベントでした。
ちなみに、さとみちゃんが出演したのは、約1時間。
こんな長い時間、ずっと見ることができた私は、幸せ者です。
ますます、さとみちゃんに惹き付けられているkosukeであります。
この長い駄文を最後まで読んでいただいた方、どうもありがとうございました。