kosukeのきまぐれWORLD

アイドルやら音楽やらスポーツやらを好き勝手に語ります。

ラリー・ジャパン紀行(その1)

2007-10-31 21:42:05 | WRC
今回が私にとって3回目のRJとなりましたが、無事完走してまいりました。(スタートはちょっと遅れてますが・・・。)

まあ、レグ1の夜の雨から始まり、トップ2のリタイヤ、リエゾンでのあのドライバーとのバトル、帰りの空港での祝福の握手・・・と、いろんなことがありました。到底、1回では書ききれませんので、今日から少しずつ、思い出を呼び起こしながら、書いて行きたいと思います。

まずは、26日金曜日。レグ1の日です。私は会社に休暇をもらい、朝10時10分の飛行機で、小牧空港(=県営名古屋空港・・・奇しくも、今日、戦闘機の事故が起こった空港です。)から、帯広空港へ。12時頃、帯広に到着。天気は曇りで、気温もそれほど寒くなく、まあまあのコンディションでした。

私の大事なパートナーであり、コ・ドライバーでもあるジョンブルさんは東京から来るので、13時45分頃、空港で合流。
空港でレンタカーに乗り込み、いざ、サービスパークへ。

しかし、この時点で、既にラリーは大変なことに。そうです、ポイントリーダーのマーカス・グロンホルムにトラブル、との情報。いったいどうなるんだろうという思いで、北愛国へ向かう。

14時過ぎにサービスパークに着いた時点で、マーカスは既にリタイヤ。ちょっと待ってよ!私は今回、マーカスを応援するために来たんだよ!という思いは、しとしとと降る雨に流されてしまいました。

ということで、趣向を変えて、相棒とともに、セバスチャン・ローブのサービス前に陣取り、出てくるのを待ってました。
しかし、あいにく、雨足が強くなり、セブも出てくる気配なし。相棒は、セブのサインをもらうことが今回の大目標とのことで、その場に居座る体制。

しかし、特にセブに興味を持っているわけではない私は、PWRC組が帯広スーパーSSを終えて帰って来るのを見計らって、あらかじめ計画ていた、PWRCのポイント2位につけている、マーク・ヒギンズ(英)のサービス前へ。ちなみに、ヒギンズはイギリスではトップドライバーであり、なんと、生まれた年は違うものの、私と誕生日が同じという、ただならぬ因縁のあるドライバー。今回はなんとしてもマークと接触したいというのが、私の大目標でした。
ということで、雨の中、ヒギンズのサービス前で出待ちしてました。
サービスに戻ったマークは、まず監督やエンジニアと打ち合わせをし、その後メディアの取材を受けてましたが、しばらくすると、休憩をとりに行く際に、テントから出てきました。その時、彼のサービス前にいたのは私一人。すかさず「マーク!」と声をかけ、持ってきたスケッチブック(ユニオンジャックを貼り付け、「Go!Mark Higgins!」と書いたもの)を見せると、雨の中、笑顔で近付いてくれ、ササっとサインしてくれましたが、話をする余裕はありませんでした。
しかし、極東の果てのこの日本に、あの雨の中ずっと待っていた、ヒギンズファンがいた、ということを、彼に知らせることができたかな、と、満足した私です。
ちなみに、サインをもらったページは、雨でユニオンジャックが少し滲んでしまいましたが、これも、あの雨の中でもらったサインなのだ、ということの証ですから、私にとってはいい思い出のページとなりました。

ということで、初日は雨との戦いに明け暮れ、結局トップドライバーはほとんど出てこなかったようで、相棒のジョンブルさんはサインをもらえず、消化不良のまま、サービスを後にすることに。

しかし、カッパは着てたんですが、そこそこ濡れました。と同時に、疲れました。
翌日は朝イチのリクベツに参戦。厳しい戦いが始まったなあ、と思わせるレグ1でした。

ということで、レグ2以降は、次回ということで、今回はこれまで。