何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

マイコンで鋸歯状波出力

2023-09-05 08:57:13 | 電子工作

2023・09・05(火曜日) 晴れ

 ウィーンブリッジ発振回路のバンドパスフィルタ(B.P.F.)を構成している
抵抗器をフォトカプラに変更して、それを鋸歯状波で駆動して連続的に発振周波数を
変化させる(スイープゼネレータ?)の実験をしている。
 フォトカプラには手動で(トリマポットを調整)する電圧をかけ出力抵抗を変化
させてウィーンブリッジ発振器の発振周波数の変化を観測して一応、フォトカプラを
+1.5v ~ +2.1Vでドライブすればいいという結果を得た。
 次は実際の鋸歯状波でドライプしてみる実験だが・・・・・・

 鋸歯状波発振回路はOPアンプのコンパレータと積分回路で構成している。
 OPアンプは+-9Vの両電源で動作させているのでかなり大きな(高電圧)鋸歯状波
が出力される。 また+、-の両極性にまたがる出力だ。
 これを+1.5v~+2.1Vの鋸歯状波出力にするのが難しそうだ。

  
 

 

 そこで鋸歯状波はマイコンで発生させてみることにした。
 マイコンはESP32-WROVERというのをいくつか持っているのでそれを使った。


  

 プログラム開発環境はARDUINOで、前々から使っているシステムだ。
 ESP32-WROVERにはDac(デジタル・アナログコンバーター)が2つ、
組み込まれている。
 これを使えばプログラムで処理して結果を疑似的なアナログ信号として外部に取り
出すことができる。
 プログラムでの制御なので出力は自由自在に変化させられるだろう。

 マイコンで出力した鋸歯状波。

 

 鋸歯状波の出力をフォトカプラの入力電圧に合わせた。

 

  OPアンプ回路ボードとマイコンボードを並べてみた。
  マイコンボードは簡単だ。 でもソフトがないと動作しない・・・

 

 

  さぁ、いよいよフォトカプラに鋸歯状波を入れて動作させてみよう・・・っと!

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フォトカプラにかける電圧と発振周波数の関係は?

2023-09-04 08:35:39 | 電子工作

2023・09・03(日曜日) 晴れ

 ウィーンブリッジ発振器の2連ボリュームの代わりにフォトカプラーを
2個取り付けてその出力(抵抗値)を変化させればその変化に追従して
発振周波数も変化することが確認できた。

 フォトカプラの出力を変化させるための入力(LED電圧)を変化させ
なくてはならない。
 実験ではトリマポットを手動で調節して変化させたが、本式にには入力は
鋸歯状波電圧をかけて発振周波数を変化させる。

 この鋸歯状波の出力はどんな値にすればいいのだろうか?
 トリマポッドの抵抗値を変化させ、周波数の変化と電圧値を読み取って
記録してみた。

   オシロスコープで周波数を確認してその時のフォトカプラLED電圧を
記録していく。

 

 

 得られたデータはこんなものでした。

 目標とする周波数帯(50Hz~50KHz)の電圧は1.529Vから
2.248Vでした。
 ただし、発振レベル(出力)は20KHzでは1KHzの0.9倍に低下し、
以下周波数が上がるにしたがって大きく低下してしまう。
 だから広範囲のスイープは意味がないような気がします。

 この実験でフォトカプラにかける電圧は1.5Vから2.2Vぐらいとわかった。
 鋸歯状波はこの電圧で出力しなくてはならないけどうまくいくかな?
 ちょっと難しそう・・・・(弱気です)

 

 

 

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スーパー・ブルームーンの翌日撮影

2023-09-02 19:09:16 | その他

2023・09・01(金曜日)晴れ

 昨日(8月31日)のお月様はスーパー・ブルームーンというお月様だったそうです。
 TVのニュースとか新聞記事によると1(ひと)月に満月が2回見られるときのお月様を
「ブルームーン」って呼ぶんだそうです。
 そして今回の満月は地球に最も接近した軌道上での満月でスーパー・ムーンといいい、
ひと際大きく見えるんだそうです。

 「ふーん、満月が2回見られたからってどうでもいいでしょう?
   お月様が大きく見えるっていったって倍の大きさじゃないでしょっ」

 最近、星空観望の熱も冷めてしまい、こんな感じで無視していましたが、前回のスーパー
ブルームーンからは13年ぶり、次回は6年後と知って「これが最後の観望かも知れない」と
1日(1晩)遅れのスーパー・ブルームーンをデジスコで撮影してみました。
 

 時刻は21時10分頃、お月様は東の中天に輝いていました。
 久ぶりのデジスコ撮影はカメラの操作方法を思い出すのに一苦労。
 以前は何事もなく簡単に操作できたのにシャッタースピードや絞りの設定が
できない。 あれこれ試行錯誤してやっと思い出しました。
 ピント合わせも一苦労・・・老眼の目にはピントが合ってるのかどうかがわかりません。
 まぁ、こんなもんでいいかぁ、でシャッターを切りました。

 

   

 

 デジカメのズームを2.6倍にして撮影しました。

  

  6年後のスーパー・ブルームーンはもう少しましな写真を撮りたいです。 頑張ります。

 

 

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Cdsアナログフォトカプラーで発振させてみた

2023-09-01 07:37:33 | 電子工作

2023・08・31(木曜日) 晴れ

 Cdsアナログフォトカプラー(以降「フォトカプラー」と表記します)に
トリマーポットを取り付けてLEDに流す電流を調節してみた。
 電流の大きさでフォトカプラーの出力抵抗値が変化することを確認したので
ウィーンブリッジ発振器の周波数調整用2連ボリューム(100KΩ)の代わりに
これを接続してみた。

 

うまく動作してくれた。

 

 次はトリマポット1個で2つのフォトカプラーを制御して発振回路の周波数が
変化させられるかの実験をした。

 実験回路はこんな感じです。

トリマポット1個で2個のフォトカプラーを制御する。

 

 1個のトリマーポッドで2個のフォトカプラーを制御して発振させてみた。
 トリマーポッドの抵抗値を変化させると2個のフォトカプラーの抵抗値が同時に
変化して発振周波数はスムーズに変化してくれた。 2連ボリュームの代替えだ。

 

 その実験の様子です。 どうぞご覧くださいませ。

 

 

 フォトカプラーを鋸歯状波で制御すれば発振周波数はそれに従って変化してくれるはずだ。
 さぁ、次は鋸歯状波の接続実験だ。  ガンバローっと!

コメント (2)
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