何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

スイープ出力確認は失敗しました

2018-09-03 09:04:38 | 電子工作

2018/09/02 (日曜日) 曇り・雨


工作したスイープゼネレータは一応、目的どおりの動きをしてくれた。
カウンタも設定した通りの計数をしてそれによって鋸歯状波も制御されている。
SDRドングルでの受信テストでも鋸歯状波の動きに従ってスペクトラムが
移動するのが確認できた。
そこで完成時の動きにより近いオシロスコープによるスペクトラムの確認実験を
してみた。

実験の目的はこんな感じです。




要は、スイープゼネレータが周波数を変化させながら発振する電波を鉱石ラジオで受信して
同調した周波数の出力をオシロスコープで観察するっていうことです。
そこでこの周波数範囲を受信する鉱石ラジオを工作した。

有り合わせのラジケータ(小型の電流計)を取り付けて出力が確認できるようにしてある。
ディップメータの出力でダイアルメモリを書き込む。



出来上がった鉱石ラジオ(吸収型周波数計)。
ラジケータの感度が低い(負荷が重い)ので不要のときは切り離すようにSWを取り付けた。


同調範囲はスイープゼネレータのそれに合わせてある。



オシロスコープのX-Yモードは1、2回ぐらいしか操作したことがない。
あれこれ操作を繰り返して何とか使えるようになった。
さぁ、実験を始めよう・・・・

ところが波形は全然現れない。
第一、吸収型周波数計が動作しない。
スイープゼネレータの発振コイルに接近させてもピクリとも動かない。
メータを高感度の50μAに変えても動かない。
クリスタルイヤホンで音を聞いても何も聞こえない。
HDSRには波形は出ているのだが・・・・
コイルを接近させるとスペクトラムが変化するから影響しあっているのは確かだが・・・・




スイープゼネレータの発振回路(ベース接地コルピッツ)出力は微弱なんだよ、きっと・・・
それを受信しているSDRドングルは高感度なんだなぁ(感心)

あぁーあ、この実験は失敗だ。
また何か方法を考えてみよう・・・・っと。




コメント (9)
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スイープジェネレータはこれで完成としよう

2018-09-01 20:49:01 | 電子工作

2018/09/01 (土曜日) 曇り夜雷雨


苦労して工作したスイープジェネレータはうまくいったような失敗のような
何だかすっきりしないがこれ以上は良くはできない。
まぁ、どうせこれから作る構成部品もうまくいくかどうかわからないんだから
この辺で切り上げて完成としておこう。


鋸歯状波に乗っているスパイクノイズが気になるが、CH1とCH2では様子が違う。



大容量パスコンを取り付けたり、鋸歯状波出力(ラダー回路)にLPFを挿入したりしたが・・・



効果は無い。 LPFのキャパシタンスを大きくすると立下りはなまってしまう。



カウンタからラダー回路に入力されるパルス波形を確認してチェックを完了した。



動作確認の様子を動画でご覧ください。









これを作るまで何カ月かかっただろう?
部品箱でバリキャップを見つけたのが引き金だが、なんだか相当長い間かかったような気がする。
何十年も前に買ったゲートICやカウンタICも引っ張り出して大ごとになったけど、面白かった。




さぁ、次のステップへ行こうかぁ・・・ っていったって何をすればいいのかわからない、から
今夜はもう寝よう。
コメント (3)
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