何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

一難去ってまた一難    ボイラーは直ったけどまた問題が・・・・・

2015-04-11 19:13:15 | エンジン工作


2015/04/10(金曜日) 曇り後雨



小型ボイラーのパイプの交換が完了した。
自作バーナーヘッドの燃焼テストも兼ねてV4スチームエンジンをまわしてみた。


↓ 折れたパイプを交換して修理は完了した。 再組立した小型ボイラー。 燃焼の具合はどうかな?



↓ ガスボンベは使用中、気化に必用な熱を周りから奪うので徐々に冷えていく。 このため段々と気化しにくくなり
   ボンベ内の圧力は下がってしまいバーナーの火力も低下してしまう。 それを防ぐためにボンベを加熱する。 



↓ ボンベホルダーにボイラーケースの熱を伝えてあるが、それだけでは不十分だ。 ボンベにシリコンチューブを
   巻きつけて排出蒸気を流して加温する。



↓ バーナーの炎。 完全燃焼している。(と思います・・・・)



↓ 半年振りに回してみる。



V4エンジンは回転方向を切り替えるための蒸気切替バルブも取付けなおした。
それにバルブ駆動リンクもちょっと手直しをした。
回り具合はどうかな?


その様子は動画でご覧ください。






テストを終えてガスボンベの栓を閉めてガスを止めた。
当然バーナーの火は消える。
そのとき、何となくバーナーの空気取入れ口の中で炎が見えたような気がした。
でも、良くはわからない。
もう一度点火してから消火してみた。
おぉー、確かに空気取入れ口の中で青い炎が見える。
ガス噴出孔からガスが出て燃えているのだ。







ガスボンベの栓はしっかりと締めてある。
だからバーナーの炎は消えたんだよねぇ?
多分、ボンベからバーナーのガスパイプまで繋いであるシリコンチューブの
中のガス圧でシリコンチューブが膨らんでいて、それが元栓を締めたから
今度は収縮しながらガスを噴出しているのだろう。


そのガス噴出孔から漏れるガスの燃焼を動画でご覧ください。







バーバーのガス圧が適当なときには調度うまい具合に炎はバーナー面より外側
に向かって燃焼して行くが、ガス圧が低くなると炎は今度はバーナー面より
内側に区かって進んでいくのだろう。 これが逆火現象というのかな?

ボンベからバーナーまでのパイプが固くて(剛性)膨らまなければこんなこと
は起こらないのではないか。
途中シリコンチューブのような膨らむものを使ってるからボンベの栓を閉めても
ダラダラとガスの供給が続き、こんな逆火現象が起きるんだろう。


まっ、ボンベの元栓は締めてあるから大事には至らないとは思うけど、何だか
気持ち悪いよ。
ちゃーんとしたガス用のホースを使わなくちゃダメかな・・・・・・・・・







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ボイラー(釜)の修理が完了しました

2015-04-09 19:57:05 | エンジン工作


2915/04/09(木曜日) 曇り



何だか強力な寒気が覆い被さったとかでとても寒い一日だった。
先日のボイラー(釜)の水位窓用のパイプが折れてしまったことが
気になって、寒さにもめげないで工作に精を出した。

ボイラーのパイプ破損の原因がわかった。
この破損したパイプはこのように曲げるとき、カーブを急にし過ぎて
内側が凹んでしまった。
それを金槌で叩いて凹みを直したことを思い出したのだ。
多分、このとき、組成が崩れて脆くなってしまったのだろう。
そこで今回はやんわりとカーブを大きくして曲げた。



↓ 真鍮5φパイプを曲げて下部水位窓用として釜の底付近に取り付ける。
   カーブを緩くして大きく曲げた。



↓ ロウ付け作業。 今度は銅ロウを使う。 
   銅ロウは固くて溶けにくそうだけど銀ロウより溶けやすくて扱いやすい。



↓ 思ったより簡単に修理ができた。 銅ロウは扱いやすくて便利だ。
  (これも工作先輩から教わって使い始めたものだ。 いろいろノウハウを教えていただいた。)



↓ エアー漏れチェックもOKだ。 足踏み式空気入れで高圧を掛けるノウハウも教えていただいた。



↓ バーナーの燃焼テスト。 気温が低くて無加温ではガス圧が低くて炎は弱い。



↓ ボイラーの組立。 燃焼中に高温になるケースの熱でボンベを加温するようにしてあるが効果はイマイチだ。



↓ ボイラー再組立完了。




ボイラーも修理できた。 
久しぶりにエンジンでも回してみようか・・・・
でも、今日は寒いから明日にしよう。
というわけで今日の工作はここまで。

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小型のパワープラントも整備しなくては・・・・

2015-04-08 17:42:18 | エンジン工作


2015/04/06(月曜日) 晴れのち曇り・雨



蒸気機関車の走行確認は一応うまくいった。
さて、次は何をしようかなぁ・・・・・・
あぁ、そうだ、小型パワープラントも整備しなくては・・・・・
小型のボート工作は難しそうだけど、今年中には作り上げたいなぁ。



↓ 小型に作ったつもりのV型4気筒スチームエンジン。 逆転用の蒸気切替バルブを動作させるレバーの位置が
   ちょっとまずい。 船体の内壁にぶつかってしまいそうな配置になっているからこれを直そう。



↓ 作動レバーを取り外してブラケットを作り直した。



↓ レバーが内側に取り付けられた。 これなら内壁にはぶつからないだろう。



↓ エキセントリック・アームで駆動されるリンクとの結合部。 複雑な動きをするのでかなりの余裕(ガタ)を
   持たせたが、これではガタが大き過ぎて問題だ。 ストッパーを取り付けることにした。



↓ ストッパーを取り付けて余裕(ガタ)を少なくした。 この効果はあるのかな?






↓ ボイラー(釜)を調べてみた。 パイプの取付部に緑青が吹いている。 嫌な予感が・・・・



↓ この付近に小さな漏れがあるんだろう。 沸騰した湯に含まれたホウシャが析出してこびり付いている。



↓ 足踏み空気入れで圧を咥えて漏れを確認した。 原因はパイプに付いた傷から漏れている。



↓ 差し込んだシリコンチューブを取り外そうとして力を掛けたら「モロっ」という感じで裂けてしまった。



↓ このあたりは脆くなっていて結局折れてしまった。 この修理も難しそうだなぁ・・・・・



昼間はあんなに良い天気だったのに午後からは雲が広がってとうとう雨が降り出してしまった。
大急ぎで道具を片付けて今日の工作はおしまいだ。
手を洗っていると何だか変な感触があった。
よく見てみるとなんと血豆ができている。



血豆を作るなんてずいぶん久しぶりのことだが、いつの間にできたんだろう・・・・
かなり痛かったはずだが、覚えがない。
そんなに鈍くなってしまったのかなぁ・・・・・
まぁ、いいか、久しぶりの血豆だからブログねたにしてしまおう。
というわけで今日の工作はここまで。

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トホホ・・・・情けない、皆さんが見ている前で脱線とは

2015-04-07 14:24:56 | エンジン工作


2015/04/01(日曜日) 晴れ


あちこちの漏れ穴を塞いでボイラーも何とか直った。
急いで組立てて作業台の上でエンジンを回してみた。
大丈夫だ、何とか動きそうだ。
心配していた天気も青空が広がって晴れてきた。
よーし、子供達が来る前にレールを敷いてしまおう・・・



↓ 子供達が機関車走行の見物にきてくれた。
>
 

↓ 燃料に点火して蒸気圧が上がるのを待つ。
>



やがて蒸気圧が上がって蒸気機関車ZB-1号はゆっくり走り出した・・・・・
その様子を動画でご覧ください。







ところがレールの敷設をあせっていい加減に行ったのでカーブで曲きれず
脱線・転覆・・・・ チョー、かっこ悪いことになってしまった。
(でも子供達は結構面白がっていたのかもね)

その後の走行でも何度も脱線・転覆を繰り返してしまった。





ひとしきり大騒ぎで遊んだ子供達は引き上げて行った。
静かになった庭で、オイらは黙々とレール敷設の不具合を直していった。
そしてZB-1号に 「今度は脱線するなよ」と言い聞かして走らせてみた。

その様子を動画でご覧ください。





今度は大丈夫だった。
やっぱりレールの敷設はきちんとやらなくてはならない。
悪かったのはZB-1号ではない。
レールをいい加減に敷いたオイらがいけなかった。
ZB-1号よ、恥をかかせてごめんなさい。
以後気をつけます。(オイらはいつもこればっかりだよ・・・)
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蒸気機関車の再組立

2015-04-05 14:50:28 | エンジン工作


2015/04/01(水曜日) 晴れ



今日から4月だ。
予報では今日は天気はあまり良くないようなことをいているが
今はとても良い天気だ。
お隣のお孫さんたちは遊びにきているんだろうか?
お孫さんたちは機関車を走らせるのを楽しみにしているかな?
機関車のレールを敷いた後で雨が降り出したら面倒なことになるし、
どうしようか?
まぁ、それはさておいて機関車の組立だけはしておこう。


↓ 修理が終わったボイラー(釜)を取り付けた。



↓ エンジンを回してみようと固形燃料を取り出してみたら、アルコール分が揮発してスカスカだった。
   (2年近くも置いといたらこうなるんだろうね)



↓ 程度の良さそうな燃料を燃やしてエンジンテストをしてみた。



その様子を動画でご覧ください。




何とか動きそうだ。
燃料がスカスカだからパワーは出ないかもしれない。
その時は3個燃やせばいい。
よーし、これで何とか子供達との約束は果たせそうだ。ほッ・・・

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