何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

V4スチームエンジンの再テスト

2015-04-17 19:13:30 | エンジン工作




2015/04/16(木曜日) 晴れ


今日は風もなくて暖かい。
こんな日ならボイラーも力強く蒸気を供給してくれるかも知れない。
先日のテストでは思うような結果が出なかったV4スチームエンジンをもう一度テストしてみよう。


↓ テストボードのプーリー位置やベルトの張りを念入りに調整した。



↓ ボイラーとガスボンベの加温装置(というほどでもない。 排気蒸気チューブをボンベに巻きつけるだけ)。
   だけど加温の効果は大きい。 ボンベがほとんど空になるまで、火力は落ちない。



↓ V4エンジンの取付。
   クランクケースで覆われていてクランクの動作は見えないが、凝水が飛び散るのは防げる。



↓ 直流発電機になる小型DCモータ。 定格6Vと書いてある。



↓ プーリーとベルト。 3x、4x、5xと増速比が変えられる。(調整は面倒ですが・・・)
   パワーチェックでは最高倍率の5xで発電機を回す。



↓ 計測器類。 何の役に立つかはわからないけど、一応の目安ぐらいにはなるかもしれない。




先ず、ベルトを外して無負荷状態で回転数を測ってみた。





最高回転数は29回転/秒ちょっと。
まぁまぁだろう。



次に発電機を回してその発生電力を調べてみた。







電流計の最大値は0.98アンペアを表示した。
発電機には1Ωの抵抗器が負荷として接続されている。
この場合の発生電力(消費電力)は P=I(A)xI(A)xR(Ω)となるが
Rは1Ωなので、電流計の値を二乗すれば発生電力を求めることができる。

0.98x0.98=0.96(W)

1Wには届かないがほぼ1Wといえるだろう。
平均的には0.9A程度しか流せないから大体0.8Wの出力というところだ。

だけど、この0.8Wがどのくらいの力なのかは皆目見当がつかない。
昔、学校で「1馬力は746(なんとよむ)W」って習ったけど、そうすると
0.8Wは   0.8÷746=0.001馬力 

おーっ、1/1000馬力だよぉー。

このエンジンを1,000個集めれば1馬力になる! 大したもんだ。
といっても1馬力がどれほどのものかも知らないのだから結局何もわからないことが
わかった、というわけだ。 なんのこっちゃ????




コメント (6)
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