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何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

小さなタクトスイッチの構造

2023-04-02 12:47:59 | 電子工作

2023・04・01(土曜日) 晴れ

 

 マイコン工作ではこの小さなタクトスイッチ(押しボタンスイッチ)をよく使っている。
 

 

 オン・オフする接点は1組だけ(1回路)。 ボタンを押している間、オンになる。
 今まで何度も使用したけどトラブルはなかった。(あっても問題なかっただけか?)
 ところが今回、マイコンに接続するテンキー装置のスイッチとして使ったら不具合が
あるスイッチがあって、入力値にエラーが出る現象が発生した。
 最初は「チャタリングによる不具合」と思ってその対応に時間を費やしたが、そのうち
特定のスイッチを操作したときに時々エラーになることがわかった。

 そのスイッチを他のスイッチに交換したらエラーは発生しなくなった。
 しかし、他のスイッチも時々はエラーが発生することがあるのでエラーは皆無にはなら
ない。

 そこで、このスイッチはどんな構造なのか知りたくなって分解して調べてみた。

 

 スイッチの押しボタンを押したときの「ペコっ、ポコっ」という感触はこの「ペコペコ電極」の
動作だったんだね。

 ペコっ、ポコっとへっこんだりでっぱたりはするけど接点の接触を良くするという機能はない
だろう。 接点の接触の強さはボタンを押す指の力加減で変化するはずだ。

 まっ、1個10円のスイッチにそんな贅沢は言えない。
 こんなスイッチをよくまぁ10円で作れるものだ。
 売値が10円なんだから原価はもっと安いはずだ。
 貧乏工作実習生には大助かりだけどね。

 このスイッチを使う場合は、「接触不良によるトラブル」を頭に入れて工作しないといけない。
 何かエラーがでたら、そのエラーを修正できるような手段が必要だ。
 何項目もあるデータを入力しているうちにエラーになったようなとき、また初めからデータを
入れ直す何てうんざりするだろう。
 (オイらが工作中のシステムがその、うんざりに遭遇しています(泣き))

 

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タクトスイッチ (団塊工房)
2023-04-03 09:42:08
ソフトでチャタリング処理をしても、時々エラーが生じるとのこと。スイッチ端子のプルアップが抜けていて、スイッチオフ時のレベルがふらつくことはありませんか(オシロのプローブを接続すると症状は安定するとか・・)。
返信する
いえ、ソフトでの対応はしていません (実習生)
2023-04-03 22:21:27
団塊工房さん、こんばんは。
いえ、チャタリングに対するソフトの対応はしていません。
(サンプルプログラムがありましたので実験してみました。
 ソフトでの対応は効果は大きいですが応用は難しそうで諦めました。)

マイコンの入力端子はプログラムのコマンドでプルアップするように
設定できますのでその機能を使っています。 便利ですね。

エラーだけでなく人為的(私のボケで)ミス入力もありますので
入力誤りを訂正できるようにしました。
これも結構(私には)難しかったです。 やっとプログラムを組みました。

まだまだ悪戦苦闘が続きそうです・・・でも面白いです。 応援をお願いします。
コメントありがとうございました。
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