何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

もう一歩のところで失敗

2018-03-25 21:20:24 | 電子工作


2018/03/24(土曜日) 晴れ


タブレットでSDR(ソフトウェア ラジオ)を作動させる場合、タブレットも接続したドングルも
タブレットの電池で駆動しなくてはならない。
まぁ、これでも2、3時間は連続動作させられるがSDRをスペクトルアナライザーの代わりにして
高周波実験をする場合にはちょっと時間が短過ぎる。

普通のインターネット検索などの場合は交流電源からUSB電源を経由して充電しながら使用できるので
電池の放電は気にしなくてもよいのだが・・・・・
SDRを使用するためのドングル(地デジ用ワンセグチューナー)をUSB口に接続するのでそれもできない。

これを解決するためにいろいろなアダプタが市販されているが、何とか自作できないかと工作実習をしてみた。


こうすればいいんじゃないの?  やってみよう・・・



USBケーブルをかき集めてみた。



心線と端子の接続を確認した。



結線中。 コネクタはモールドされているので結線状態は確認できない。



普通のUSB端子(Type A)は形が大きいので端子と心線との対応は簡単にチェックできた。
しかし、タブレットに接続する 「 Micr B 」は小さくて端子に接触が難しい。
それにこれは5つの端子がある。
まぁ、これも同じだろうと確認は省略してしまった。 (これが問題だった!)


結線図のように接続して半田付けをした。



熱収縮チューブとビニールテープで保護して完成だ。


さぁ、使ってみようと、タブレットに接続してアプリを起動したが・・・・・

ありゃりゃ・・・ アプリは「ハードウェアが認識できない」と警告を表示して作動しない。



ふーん、これはまずいなぁ・・・
市販品のOTGケーブルを確認するとMicro Bのコネクタの4番ピンと5番ピンが導通している。
この辺に問題があると分かったが工作したMicr Bのケーブルはデジカメの充電用のもので4番ピンは無接続になっている。
そして端子とケーブルは一体型で分解はできないので手の施しようがない。

まぁ、いいかぁ・・・ 市販品の安いものをネット通販で買うことにしよう。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする