2018/03/24(土曜日) 晴れ
タブレットでSDR(ソフトウェア ラジオ)を作動させる場合、タブレットも接続したドングルも
タブレットの電池で駆動しなくてはならない。
まぁ、これでも2、3時間は連続動作させられるがSDRをスペクトルアナライザーの代わりにして
高周波実験をする場合にはちょっと時間が短過ぎる。
普通のインターネット検索などの場合は交流電源からUSB電源を経由して充電しながら使用できるので
電池の放電は気にしなくてもよいのだが・・・・・
SDRを使用するためのドングル(地デジ用ワンセグチューナー)をUSB口に接続するのでそれもできない。
これを解決するためにいろいろなアダプタが市販されているが、何とか自作できないかと工作実習をしてみた。
こうすればいいんじゃないの? やってみよう・・・
USBケーブルをかき集めてみた。
心線と端子の接続を確認した。
結線中。 コネクタはモールドされているので結線状態は確認できない。
普通のUSB端子(Type A)は形が大きいので端子と心線との対応は簡単にチェックできた。
しかし、タブレットに接続する 「 Micr B 」は小さくて端子に接触が難しい。
それにこれは5つの端子がある。
まぁ、これも同じだろうと確認は省略してしまった。 (これが問題だった!)
結線図のように接続して半田付けをした。
熱収縮チューブとビニールテープで保護して完成だ。
さぁ、使ってみようと、タブレットに接続してアプリを起動したが・・・・・
ありゃりゃ・・・ アプリは「ハードウェアが認識できない」と警告を表示して作動しない。
ふーん、これはまずいなぁ・・・
市販品のOTGケーブルを確認するとMicro Bのコネクタの4番ピンと5番ピンが導通している。
この辺に問題があると分かったが工作したMicr Bのケーブルはデジカメの充電用のもので4番ピンは無接続になっている。
そして端子とケーブルは一体型で分解はできないので手の施しようがない。
まぁ、いいかぁ・・・ 市販品の安いものをネット通販で買うことにしよう。