古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

昨今の風潮

2023-01-24 12:56:23 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

昨日、このような記事を偶然見ました。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/4241bef1c4d683eadd11481a29d947aec1eeec10

医師が自身の診療報酬公開、コロナ予算17兆円の影響で「9人診療しただけ」で3倍に「こんなにもらう筋合いない」
1/23(月) 17:17配信


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SmartFLASH
コロナ対策に関する支出には不透明な部分も多い(写真は財務省本庁舎)(写真・時事通信)

 ある医師が発信する、日本の新型コロナ対策における「不都合な真実」に注目が集まっている。

【図解】科学的データに基づく「3つの新型コロナ対策」

 1月20日、鹿児島読売テレビの情報番組『かごピタ』に出演した、医師で医療経済ジャーナリストの森田洋之氏は、「財務省が激怒!? 使いすぎ新型コロナ予算」のテーマで解説をおこなった。

 森田医師がまず示したのは、財務省が2022年11月に公表した「社会保障」に関する資料。新型コロナに伴う医療関係で、17兆円の国費による支援がおこなわれてきたと説明した。資料によると、その内訳は

・緊急包括支援交付金等(病床確保、医療従事者への慰労金など)7.6兆円

・ワクチンの確保・接種 4.7兆円

・治療薬の確保 1.3兆円

・ワクチン・治療薬の開発等 1.3兆円

 などとなっている。森田医師は「国が1年で子供の教育に充てるのは4兆円、防衛費で5兆円」だと、その規模の大きさを説明する。

 そして、新型コロナ患者のための「病床確保料」が、2年間で約3兆円交付されたことを指摘。平時であれば、病床1床あたりの1日の入院診療売上が3万5974円なのに対し、コロナでICU(集中治療室)病床に入れば約12倍の43万6000円、HCU(高度治療室)では6倍近い21万1000円にもなる、と説明した。

 その結果、病院は経営が一気に好転。コロナ禍前の2019年までは総じて赤字経営だった公立病院が、今度は大幅な黒字に転じたという。

 2022年9月に総務省が公表した資料によると、公立病院全体の経営状況は、2019年が984億円の赤字。それ以前もおよそ同程度の赤字が続いていた。それが、2020年は1366億円の黒字、2021年は3296億円の黒字になっている。

 森田医師はさらに、自らが経営するクリニックの診療報酬(売上)を公開。100万円を少し超える程度だった売上が、クラスターの診療を手がけた2022年の3月には284万円超、そして12月には約355万円にもなったことを明らかにした。この355万円は、過去最大の売上だったが、実際に森田医師が診療したコロナクラスターの患者はわずか9人。うち8人は翌日に熱が下がる軽症者で、「ほとんど何もしていない」という。そして「僕自身は、こんなにもらう筋合いはないと思う。そもそも、国民に必要な医療を適正に提供するのが、僕らの仕事」だと語った。

 そして最後に、ワクチンの予算について解説。国が製薬会社と契約しているのは合計8億8200万回分だが、実際の接種回数は3億2031万回で、4億5500万回以上のワクチンが未接種。契約の支払い額、2兆4000億円あまりのうち、1兆2400億円以上が余っている状況だとした。

 森田医師に話を聞いた。

「現在、新型コロナウイルス感染症を5類に見直す話が進んでいますが、多くの医療関係者が反対しています。それぞれの立場があるとは思いますが、こういう事実があることを、多くの人に知ってもらって、そのうえで議論がされたほうがいいのではないでしょうか。

 日本でも、コロナ死が増加していることが話題となっていますが、そのほとんどが高齢者で、死亡者の平均年齢はほぼ平均寿命と同じです。コロナ禍の前から、肺炎で亡くなる人は12万人もいます。なぜ新型コロナだけを特別視するのか。諸外国の多くはすでに、コロナ禍を脱して次の段階に進んでいます。日本だけ、いつまでこんなことを続けるのか。その結果、日本の社会がどうなっていくのか。

 医療に携わっていると、どうしても視野が狭くなりがちなのですが、もっと社会を俯瞰して考えることも必要だと思います」

 森田医師のTwitterには

《9人しかコロナ患者みてないのに収入3倍になるって事は…他の病床抱えてるような病院はものすごいんでしょうね…》

《よくぞ診療報酬を公開してくれました、これじゃぁ平時に戻す事に病院、医師は反対するわけだ》

《全国放送で取り上げて欲しいです》

 などのコメントが寄せられている。

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森田先生のお話は 本当にその通りで
管理人が言うのもなんですが、

「エボラ熱とか天然痘とか結核とか 
致死率や感染率が高い(結核は後遺症も・・)1類や2類(2類相当ではなく)ならまだしも、
インフルエンザに毛が生えたような風邪ウイルス(最近はそんなに変わらないです)のために、
こんなにお金払うのって、どうなんだ?」

今の大きな問題は、医療介護スタッフが罹患した場合、
長期間の出停を余儀なくされることで
決して重症化などではありません。

高齢者施設では亡くなられておられる方は
結構いらっしゃいますが
当院の方が高齢者施設より重症の方が多いのに
当院の入院入所患者さんで コロナそのもので
亡くなられた方は今のところ一人だけです。

まあ当院では医療にすぐにつながりますから
その辺は大きいでしょう。
そして入院入所の方々のワクチンは 
ほぼ全員が接種済みです。
また職員の健康管理も
非常に厳しく管理しており、
疑わしければすぐに出勤停止していますので
クラスター発生の可能性も非常に低くなっています。
そして欠勤になっても、給与は有給に振り替えたり
事業主都合で払ったり、きちんと支払っています。

確かに新型コロナウイルス感染症では、
コロナ後咳そうや嗅覚味覚障害、抑鬱症状など、あまり見ない合併症はあるものの
国も貧しいのに、医療機関にこんなにお金を支払う必要性を感じません。

当院とは関係ありませんが、
予防接種を週に100人単位で打つと、予防接種委託料以外に
何十万ももらえるとか
オンライン診療にしたら 通常の報酬以外に数万円もらえるとか

政策によるものなんでしょうけど
めまいがしてきます。

そのお金って 「どこから出てくるの?」
そのつけって 「だれが払うの?」

今さえ良ければいい
自分たちさえ良ければいい

こういう思想って、
どこかで見ませんでした?

そう 今話題の 連続強盗殺人事件とか
当院近隣で犯人が逮捕されたらしい 博多駅の女性殺人事件とか

犯行を起こしている人たちの思想と、根っこは同じですよね。

こういうのって 考え方が古いとか新しいとか
関係ないと思うんですよね・・

と50歳を超えた管理人は思います。

話は変わりますが
当院に最近、人材派遣会社の人から電話がかかってくるものの

「紹介する人は女性です」といって男性にマークしてあったり
「常勤です(あるいは日勤パートです)」と言って、「夜勤専従」とか
プロフィールに載っている担当者と、
実際に電話かけてくる担当者の名前が違っていて
「あ、その人と名前が違います」と言ってきたりとか
担当者と(注:求職者ではない)すぐに連絡取れなくなるとか

以前はそういうことはありませんでした。以前と言っても去年の話です。
本当にひどいです。所詮、担当者にとっては他人事ですしね。

今さえ良ければいい。
自分さえ良ければいい。

自分の頭で考えず、そんな人に
人生を委ねる人は まあそれでいいんでしょう。

すべては自己責任ですから、自分で考えていくしかないんですよね。

https://komori-hp.cloud-line.com/

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