ベッドに座ってもらい、ニャっちんの首筋を緩和操作しようとした時だ。
いつになく、首筋や肩が暖かい。熱でもあるんだろうか?と思い、
「ねえ、首筋が熱いよ。」
すると、急に何かを思い出したように、徳さんのほうを振り返り、
「あれ、効きますよ!首を暖めてるんですよ。こないだ言われたように生え際の所を。今日は花粉がだいぶ飛んでるみたいですけど、平気!平気!あれ、絶対お奨めですよ!」
そう言われても、徳さんにはピンと来ない。
ニャっちんにそんな説明をした記憶が無いのだ。徳さん、ボケじゃあ~。
それに、もっと情けないことには、花粉症と首を暖めると言うことの関係がよく判らないのだ。自分でしたらしい説明の理屈がである、、、、。
ニャっちんが帰った後も、頭にこびり付いて、いろいろ考えてみるのだが腑に落ちない。
前回、カイロに見えた時のやり取りで、そんなお奨めをしたと見える。
徳さんも花粉症に悩まされているので、花粉症が花粉単一を原因とするのではなく、他の要因も加わって症状がひどくなったり、軽くなったりするのを体験的に知っている。
ニャっちんは低体温と聞いたので、首を暖めることを奨めたのかもしれない。
血行を良くする事で、自律神経の中枢である視床下部の働きを活発にしましょう、などと言ったのかも知れない。
視床下部の先にあるホルモンの司令塔である脳下垂体を活発化させ、副腎皮質ホルモンを自力で作用させましょう、などと言ったのかも知れない。
いずれも、老人ボケの徳さんの頭には記憶にござんせん、トホホ、、、。
ともかく、現在のところ、結果オーライのようなので、良しとしとくか。
「先生も首を暖めたら良いですよ。早速今からでも首にタオルを巻いて下さい。」
と、帰り際のニャっちんに逆輸入説教をされてしまいました。
いつになく、首筋や肩が暖かい。熱でもあるんだろうか?と思い、
「ねえ、首筋が熱いよ。」
すると、急に何かを思い出したように、徳さんのほうを振り返り、
「あれ、効きますよ!首を暖めてるんですよ。こないだ言われたように生え際の所を。今日は花粉がだいぶ飛んでるみたいですけど、平気!平気!あれ、絶対お奨めですよ!」
そう言われても、徳さんにはピンと来ない。
ニャっちんにそんな説明をした記憶が無いのだ。徳さん、ボケじゃあ~。
それに、もっと情けないことには、花粉症と首を暖めると言うことの関係がよく判らないのだ。自分でしたらしい説明の理屈がである、、、、。
ニャっちんが帰った後も、頭にこびり付いて、いろいろ考えてみるのだが腑に落ちない。
前回、カイロに見えた時のやり取りで、そんなお奨めをしたと見える。
徳さんも花粉症に悩まされているので、花粉症が花粉単一を原因とするのではなく、他の要因も加わって症状がひどくなったり、軽くなったりするのを体験的に知っている。
ニャっちんは低体温と聞いたので、首を暖めることを奨めたのかもしれない。
血行を良くする事で、自律神経の中枢である視床下部の働きを活発にしましょう、などと言ったのかも知れない。
視床下部の先にあるホルモンの司令塔である脳下垂体を活発化させ、副腎皮質ホルモンを自力で作用させましょう、などと言ったのかも知れない。
いずれも、老人ボケの徳さんの頭には記憶にござんせん、トホホ、、、。
ともかく、現在のところ、結果オーライのようなので、良しとしとくか。
「先生も首を暖めたら良いですよ。早速今からでも首にタオルを巻いて下さい。」
と、帰り際のニャっちんに逆輸入説教をされてしまいました。