カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

花粉症礼賛

2009-03-08 20:08:01 | 本日のしりきれとんぼ
いささかやけっぱちでこのタイトルを付けた。

このところ花粉症真っ只中の徳さん。
カイロ施療中に大きなくしゃみを繰り返したり何度も鼻をかんだり。
くしゃみは発作的にやって来て、一度し出すと盛大に何回かは続けなければおさまりがつかない。
何しろ花粉症の時の鼻水は水のように粘着力がないので、鼻が出ると思った瞬間に鼻をかまないと、ベッドに横たわる患者さんの上にポタリと落ちることになる。
その辺の事情は患者さんにも良く伝えてある。施療者自身のインフォームドコンセンシャス。患者さんも諦めざるを得ない。

随分と苦しめられる花粉症だが、花粉症故の快感がない訳ではない。

犬のチンがするような鼻に通ったくしゃみをするわけだが、荒れた鼻道を空気が圧縮されて高速度で通過する時、なんともいえない満足感と達成感と快感が鼻粘膜を覆う。(この事について花粉症患者サイドからのコメントが聞かれないのが徳さん、常々不思議に思っている)

目は確かに痒い。
でも、これも目をこする時の、この世にこれ以上の至福はないとも思わせる快感は、花粉症になってみなければ味わえないものだ。

そして、そして。
くしゃみをしながら、鼻をかみ続けながら仕事を終えた後、ビールを喉に流し込む時の快感!!

喉に打ち寄せる刺激的な快感。まるでヒリヒリした火事場を洗い流してくれるようだ。
生きてて良かった。
花粉症になって良かった!

目にも冷えたビールを!
鼻にも冷えたビールを!