すーさんに新しい症状が加わった。
すーさんの訴えを列記すると、WPW症候群(心臓の副伝導路の異常)副鼻腔炎、Morton病(足底の神経腫)前立腺石灰化、痔、喘息、逆流性食道炎など多彩である。そのどれもが致命的でない程度なのが救いだ。
今日見えたすーさんは不安げな表情で「一週間前から右の人差し指を伸ばすとピピッと電気の走るような痛みがくるんです。指を曲げていると何でもないんですが。これは整形でしょうかね?」
そんな風に聞かれても徳さんは困惑するだけだ。
整形外科に行っても、それがかなり特殊な病気でない限り、整形外科の先生はそれほど関心を持って接してくれない。レントゲンを撮って、骨に異常がなければ、鎮痛剤と湿布をくれて様子を見てください、というのが平均的な対応だ。
出来れば、整形外科まですーさんを送り込みたくない。
かと言って、徳さんはこんな症状は聞いた事がない。
考えるしかない。
指の曲げ伸ばしで症状が出たり引っ込んだりするのなら、それに関係する筋肉の筋腹の膨らみ方によって、橈骨神経が圧迫され、痛みが発生するのだろう。
普通、指に走る痛みは頚椎の歪みを考えるのだが、すーさんの場合は、頚椎より手に近い所に問題があるのだろう。頚椎に問題があれば指の曲げ伸ばしで変化があるはずはないのだから。
ためしに、すーさんに座ってもらい、右肩関節に関係する筋肉、靭帯を緩めた上で右肩を関節の空間を確保するように後ろに引くと「あれ!指を伸ばしても痛くない、不思議だ」とすーさんのつぶやき。
あとは、その事実に基づいて、すーさんの肩周り、頚周りを、すーさんが痛がるのを無視して、緩め上げた。(筋肉を緩める事と痛めつける事がイコールなんて施療を受けた人じゃないと理解して貰えないよなあ~)
すーさんの症状が新しく増えたという、歴史的事実を闇に葬ったことになればいいのだがなあ~、、、。
すーさんの訴えを列記すると、WPW症候群(心臓の副伝導路の異常)副鼻腔炎、Morton病(足底の神経腫)前立腺石灰化、痔、喘息、逆流性食道炎など多彩である。そのどれもが致命的でない程度なのが救いだ。
今日見えたすーさんは不安げな表情で「一週間前から右の人差し指を伸ばすとピピッと電気の走るような痛みがくるんです。指を曲げていると何でもないんですが。これは整形でしょうかね?」
そんな風に聞かれても徳さんは困惑するだけだ。
整形外科に行っても、それがかなり特殊な病気でない限り、整形外科の先生はそれほど関心を持って接してくれない。レントゲンを撮って、骨に異常がなければ、鎮痛剤と湿布をくれて様子を見てください、というのが平均的な対応だ。
出来れば、整形外科まですーさんを送り込みたくない。
かと言って、徳さんはこんな症状は聞いた事がない。
考えるしかない。
指の曲げ伸ばしで症状が出たり引っ込んだりするのなら、それに関係する筋肉の筋腹の膨らみ方によって、橈骨神経が圧迫され、痛みが発生するのだろう。
普通、指に走る痛みは頚椎の歪みを考えるのだが、すーさんの場合は、頚椎より手に近い所に問題があるのだろう。頚椎に問題があれば指の曲げ伸ばしで変化があるはずはないのだから。
ためしに、すーさんに座ってもらい、右肩関節に関係する筋肉、靭帯を緩めた上で右肩を関節の空間を確保するように後ろに引くと「あれ!指を伸ばしても痛くない、不思議だ」とすーさんのつぶやき。
あとは、その事実に基づいて、すーさんの肩周り、頚周りを、すーさんが痛がるのを無視して、緩め上げた。(筋肉を緩める事と痛めつける事がイコールなんて施療を受けた人じゃないと理解して貰えないよなあ~)
すーさんの症状が新しく増えたという、歴史的事実を闇に葬ったことになればいいのだがなあ~、、、。