
◆〜夫が騎馬行列に参加!子どもと共に追いかけた週末〜◆
はじめまして。市民レポーターの浅沼佳恵と申します。
夫の転勤で甲府に来て1年の、小学2年生の娘と1歳の息子がいる専業主婦です。甲府に来たのも何かの縁。“半分住民、半分観光客”のような目線で甲府の街をめいっぱい楽しんでいます。
今回は“武田二十四将騎馬行列”に参加してきました。
武田信玄公の命日4月12日に開催され、メインの騎馬行列やお神輿などが武田神社から遊亀公園までを練り歩きます。
こちらの騎馬行列は一般応募があり、夫は昨年より2回目の応募でみごと当選。応募については市報に載っていました。今回は土曜日開催ということもあり、応募も多かったみたいです。参加者のなかには徳島県からご参加された方もいたとか。外国の方や女性もいました。
昨年は引っ越してきたばかりで、娘も小学校入学したばかりだったので余裕がなかった私も、今年は子ども達を引き連れて、武田神社へ行列を見に行くことにしました。
当日は晴天、暑いくらいの陽気です。
甲府駅からバスに乗り約10分。行列開始は10時半予定ということで、10時前には武田神社へ着きましたが、どんどんと観覧者が増え、観光バスも入って来ました。まだ少し桜も残っています。
行列がやってきました。
まずは御神輿。大きなかけ声はとても迫力があります。
そしていよいよ騎馬行列。
「わー馬に乗ってる!甲冑着てる!パパがいた!」と娘も大興奮。
いつも見慣れた街中を馬が通っていくのはとても不思議な感じがします。
「ないとさーん!」という周りの声援に目をやると、武田信玄役の甲府大使・江原騎士さん。
シュッとした素敵な笑顔が印象的です。
パパを見失わぬよう、行列を追いかける娘。それを追いかけベビーカーを押す私。山梨大学を通り過ぎ、あっという間に駅まで来ました。
遊亀公園まで行く体力は残っておらず、子どもと私はお昼休憩をして、後半戦です。
14時過ぎ、行列は舞鶴城公園まで来て、こうふ亀屋座の交流広場で例大祭式典を行いました。
その間、お馬さん達は舞鶴城公園で休憩していました。小淵沢の乗馬クラブから来たと聞きました。どのお馬さんもとても良い子で、撫でさせてもらいました。
まだまだ行列は続きますが、ここで見送って私と子どもは帰路につきました。
ちょうど16時頃行列は武田神社に着いたようです。
帰ってきた夫は「兜は重かったな~馬に乗っていくのも、歩くのも同じくらい疲れたな。でもすごく良い経験ができて楽しかった」と言っていました。
外国の方も見に来ていたようで、一緒に写真を撮ったりしたようです。
歴史ある土地で、歴史ある行事がいまもなお残っているのはとても大切なことだと思います。そして、色々な方々の努力のおかげで大事な心が受け継がれていることをひしひしと感じることが出来ました。そこに参加出来る機会があり、携わることができたのはとてもありがたいことです。
来年は私も騎馬行列に参加応募してみようかな?