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山に一番近い駅「鶴巻温泉」 不動産屋の徒然日記  今日も丹沢・大山はそこにあるのです。

小田急線「鶴巻温泉駅」前の小高不動産。東京・横浜への通勤圏でありながらスローライフも楽しめる街。週末は山で川で畑で・・。

(拝見)龍笛古管

2010-11-07 08:50:22 | 龍笛・雅楽
大阪の友人を訪れた際にスゴイ笛を見せてもらいました。
この笛、その入手経路からしてタダモノではありません。(詳しくは諸事情により書けませんが・・)



机の上に置かれたその瞬間から、その黒光りするその笛はただならぬ気配を発しています。
手に取るとズッシリと「重い」。均整の取れたその美しい姿から想像されるより全然重いのです。
私の笛が約180グラムなんですが、それより明らかに重い。
少なくとも江戸時代以前に作られた笛であるのに・・枯れていない。竹の密度が濃いのでしょうか?
そして古管らしく谷刳りが深く、指がピッタリと吸い付くようです。猫掻きも細かく丁寧な仕事が
施されていることがわかります。そして蝉がまたスゴイ!自然のままの竹の節なんですが・・
こんなの見たことありません。スゴイ存在感と迫力です。
よっぽど材料を吟味して作られているんだと思われます。



そして肝心の音色は・・?
友人に現代の笛数本と吹き較べてみてもらいました。いずれの笛も現代の名管と言われるものです。
すると・・・素人の私でもその音色の違いがはっきりとわかりました。黒光りするその笛から発せられる音は
柔らかくまろやかな中にも芯のある音というか・・尖ったところがない強い音というか・・
表現するのは難しいんですがとにかく違うんです。
でも吹きこなすには相当の技量が必要でしょう。私じゃムリムリ。
たまらずチョットだけ吹かせてもらいましたが、息で音を押し出すって感じで吹かないと鳴ってくれない感じがしました。
それだけ吹き手を選ぶってことでしょう。

この笛、作者は確定していないんですが、伝説の笛師「神田重助」のモノである可能性が高いそうです。
出所からしてタダモノではないことは確かです。
現代の笛とは姿形も違えば、その発する迫力も音も違います。何かが籠もっているって感じ。

笛一本にしても果てしなく奥が深い。バイオリン奏者がストラディバリウスを弾きたがるのも分かります。
果たして私の笛も100年後、これだけのオーラを発しているのでしょうか?





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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (学生)
2015-09-23 00:08:30
初めまして。足柄上郡に住んでいるものです。突然で申し訳ないのですが、私の家にもかなり昔のに作られた龍笛があります。かなりボロボロですが見ていただけないでしょうか?
返信する
Unknown (kodaka)
2015-09-27 11:24:19
学生さん、コメントありがとうございます。
返事が遅くなってスイマセン。
私でよろしければ喜んで拝見しますよ。
いや、是非拝見したいです。

様々な笛を見てきているのである程度のことは分かるかもしれません。
詳しくはメールをいただければ、と思います。
info@kodaka-fudosan.com

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