先週の土曜日、NHKスペシャルを観ました。
復興に立ち向かう被災地気仙沼の信用金庫の話でした。
何とか復興の役に立ちたいと奮闘する地元の信用金庫と自らの利益しか考えない銀行との違いが鮮明になっていて
身につまされる想いで観ていました。
津波で工場を失った水産加工業者。工場を再建する為にメインバンクであった銀行へ融資を頼むもニベも無く断れた。
困り果てた社長さんはこれまであまり付き合いの無い地元の信用金庫へ融資のお願いに行く。
すると信用金庫は何とかしたいといろいろ工夫して政府系公庫との共同融資に持ち込むことに成功するが・・。
政府系公庫が融資すると知った銀行は「それならウチから融資する」と横槍を入れてきてその話をブチ壊そうとする。
なんなんだこの銀行。
復興に協力するどころか自らリスクをとる事をせずにそれまでの顧客を見殺しにしたにもかかわらず、
リスクが無くなったとなるやヒラリと掌返し。
しかも信用金庫から融資を受けるならこれまでの融資残高全額を一括返済しろ!と脅しをかけてくる。
概して大手の企業や役所は同じようなことをするものであると思います。自分の経験からも。
一体彼らはどこを向いて仕事をしているのでしょうか? 口ではお客様や社会のためになんて言っていながら
実態は他人の不幸を顧みず自分の利益しか考えていない。傲慢、貪欲経済にどっぷりです。
番組では、そんな銀行に嫌気が差した社長が信用金庫と取引することを選び、信用金庫もそれに応えて銀行への
返済分まで融資することになりました。なんだか救われた気分でした。
津波で失われた街を見ながら「復興の役に立ちたい」と言っていた信用金庫の人たちの姿が目に焼きついています。
どこを向いて仕事をするのか・・・これって大切なことですよね。
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