最近、ここ鶴巻温泉辺りでも一人暮らしでペットを飼える物件のお問い合わせが多くなってきました。
これまではストレスの多い都心でバリバリ働くシングルの人たちが「癒し」を求めてペットを飼うことが多いのだろうと思っていましたが、どうやら「流行」という要素も強いようです。
残念ながらこの辺りではペット可物件はほとんど無く、なかなかご希望に沿うことが出来ないのが現状です。今後ペット可物件を増やして行きたいとは思っているのですが、これが一過性の流行で終わってしまったら困りますし・・(結構コストがかかるのです)
犬や猫が好きな人がいれば嫌いな人もいますし、飼う人にも、きちんと躾けている人がいれば、放ったらかしで糞尿垂れ流しの人がいたり、一匹と言いながら気付いたら10匹くらい飼っていたりと、トラブルやクレーム回避という観点からは「触らぬ神に祟り無し」という考えのオーナーさんも多いのが現実です。こうなると部屋を直すのが大変ですし、臭いもなかなか取れなくなってしまいますから。
確かにペットショップで見る子犬や子猫はホントにカワイイですよね。食べちゃいたいほどです。だから飼いたい気持ちは良く分かります。その気持ちに応えてあげたいとも思うのですが・・・。その子犬や子猫が入っているケースの片隅にある「¥○○○○円」という値札を見るとなんだか複雑な気持ちになってしまうのです。この命が「¥○○○○円」かぁ、と。まるでモノ扱いだなぁ、と。ペットを飼うということは「その命を預かる」という覚悟と責任が必要だよなぁ、と。飼うのが面倒になったら捨てちゃう人もいますしね。
こうも思うのです、一人暮らしの人がペットを飼うということは、飼主が不在の時はペットは一人?寂しく部屋で過ごしているわけで・・・それで彼・彼女らは幸せなのだろうか?と。ペットを飼うということは人間のエゴなのではないか、と。
ちょっと考え過ぎですかね。