ある社長さんから、「君は投資という言葉の意味を知っているか?」と訊かれました。
みんな大好きウィキペディアによると、こう書かれています。
→投資(とうし、英語:investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる。
『将来的に資本を増加させるために、現在の資本を投じる』
ここがミソだそうで、世の中には将来的に資本をすり減らすために、現在の資本を突っ込んでしまっているケースも多くあるとのことで、言われてみればなるほど単純な話ですよね。
将来があるから、おカネや時間や手間をかけるわけで、それがなければ全て徒労に終わってしまうわけです。
いや、当たり前でしょ。うん。そうなんです、この当たり前のことが難しい。
損して得取れ、ということなのですが、損しっ放しで終わることも多々あると。
じゃあ、どうしたらいいんだ?MBAでも勉強する?「それもいいが、たくさんバッターボックスに立つことだ」と社長さん。
「どうせ失敗する、山ほど失敗する。その中からどれだけ学ぶことができるか、その経験が重要だ。」
なるほど。
「だから、たくさんバッターボックスに立つためには、のほほんとサラリーマンしてちゃダメだ。」
おおっと、そうきたか。
「失敗するのは、若いほうがいい。これはよく言われること。そしてもうひとつは、いろんな種類の失敗を経験しておくべきなんだ、若いうちに。」
・・・なるほど。
最後は「なので、うちの会社に来い」という勧誘のお言葉を頂いて終了したのですが、ありがたいお話でした。
たくさんバッターボックスに立つ。うん、それが大事なのはよくよくわかりました。
素振りばっかりやっててもダメ。実戦経験をしようということですね。がんばります。