いつかどこかで。

笑顔に溢れた人生にするために。
神戸から発信しています。

1992年、夏。

2007-06-27 | フットボールの話。

暑い暑い夏がやって来る。

夏にはいろんな思い出があるが、一番強烈に印象に残っているのは、なんといっても高校1年生の夏休み。



豊中高校で始めたフットボールは、伝統ある強豪クラブだったので、毎日の練習は非常に厳しかった。脱落者もたくさん出た。
特に夏休みは、授業という『逃げ場』もなくなり、朝からずっと練習漬けになった。
走りものも、相当量。その後にひたすらコンタクトの基礎練習。
当たるのも、あんな重たいショルダーを装着して炎天下を走るのも、全部が初めての経験。
思い出すだけでもしんどくなる



午前と午後の二部練習の合間には、僅かな昼休みがあった。
1年生はその間にボールを磨いたり、道具を片付けたりしなきゃいけないんだけど、隙間を縫ってなんとか昼寝時間を確保した。


同期に、120kgくらいあるイノゴンというでぶラインがいて、そいつの左腹が昼寝タイムのMy枕指定席だった。
みんなでそいつを取り囲むようにして寝っころがった夏の午後。
部室横のあの木陰、今でもまだあるのかなあ。
そして、後輩たちは同じように寝っころがってるのかなあ。


この夏を乗り切ったら、きっとこの先なんでも乗り越えられるはず。
がんばれ、1年生


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