名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

円空作青面金剛神像の摸刻

2022年05月16日 | 趣味


今日も曇りの一日で晴れ間はなかった。


↑白川公園のカルガモ
朝の散歩は5時半ごろに家を出るが、少し肌寒い。





先日来取り掛かっている青面金剛神像の粗彫りが終わった。





一体三面で、額にも目があり足元には三猿がいる。


↑円空像は憤怒の表情でなく優しさがある
青面金剛神は庚申信仰の主尊で、青い顔で髪を逆立て、憤怒の形相で
邪気や悪病を払うご利益があると言う。


↑顔の制作過程
江戸時代に盛んであった庚申講は、60日に1回庚申の日に開かれていた。
人の体内にすんでいるという3匹の悪い虫が庚申にあたる夜、人の眠っている隙に
体内から抜け出て、その人の罪悪を天の神に告げに行くと言われ、この夜は眠らないで
身を清め、夜通し青面金剛にお参りをした。



天の神に告げられると、その人の寿命が縮むとか。
三猿を従者にしているのは、天の神に会った時に、
見ざる、言わざる、聞かざるを通すためとか。



円空は各地を回り、庚申講の人たちや疫病に苦しむ人の
求めに応じて多くの青面金剛神を作像している。





途中でひどい割れや小さな節が出てきたが、気にせず作り続けた。
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名城公園から若宮八幡社へ

2022年05月15日 | イベント


今日は一日中高曇りで、日差しが出ることはなかった。



名城公園へ行ってきたが、芝生広場で寛ぐ人やスポーツを楽しむ人たちで賑わっていた。



チャリティーマラソン~ジョギングフェスティバルが行われ、多くの参加者や
関係者が集まっていた。



名城公園のツツジや藤は終わり新緑の季節に変わっている。



花菖蒲が見ごろを迎え、池の睡蓮も咲いていた。







バラ園では色とりどりの花が咲き、甘い香りを漂わせている。



花壇も初夏の花がいっぱい。



アジサイロードは、まだ葉っぱだけ。





フラワープラザ内の「花カフェ」で、花壇を借景にランチ。
日替わりランチのシラス梅のピラフは、飲み物付きで500円とお値打ち。



帰りに若宮八幡社に参拝。



今日は宵祭りが行われ、提燈に火が灯され夜店も出る。



16日は本祭で文化財指定の「福禄寿車」が曳き出され、本町通を那古野神社まで
巡幸する。



江戸時代から若宮まつりは、東照宮祭と山王祭(那古野神社祭り)と共に
名古屋三大祭りと言われていた。



城下町であった頃の三大祭りで、今は旧町名単位の氏子が祭礼を担っている。
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荒子観音寺、円空仏拝観日

2022年05月14日 | イベント


昨夜来の雨は早朝には上がっていた。



名駅の高層ビル街は、もやの中に霞んでいる。



昼過ぎには雲が消えて、五月晴れが戻ってきた。



毎月第二土曜日は、荒子観音寺の円空仏拝観日で、手伝いに行っている。



コロナ感染対策をして拝観と、円空仏彫刻体験教室が開かれている。



天気も回復し、各地から訪れる円空ファンの人たちで賑わった。
月一の行事に参加していると、あっという間にその月が来る。

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雨の一日

2022年05月13日 | 暮らし


今日も朝から雨模様ですっきりしない一日。
午後からは本降りの雨になった。





堀川端の遊歩道の所どころに広場が設置されていて、花がたくさん咲いている。
普段は自動給水で管理されきれいに咲いているが、自然の雨で花は一層元気になる。



堀川の遊歩道でアオサギがハトと遊んでいた。



サギは用心深いので近づくと、すぐに遠くへ飛び去ってしまう。



人を恐れないようで目の前の柵の上に止まり、いつまでも飛び立とうとしない。
くちばしが鋭く目つきも厳しいので、突かれたら怪我をするので、そっと離れた。



午後はイオンモールノリタケの森へ買い出しに行った。



雨で園内もテラスも人はいなくて、とても静か。
食料の買い出しと食事だけで家に戻った。
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公園と神社の巨木

2022年05月12日 | 歩く


朝のうちは薄日が差していたが、お昼前から雨が降り出した。
朝の散歩は、雨が降る前に近所を一回り。



しばらくはぐずついた天気が続き、本格的な梅雨入り前の走り梅雨のようだ。


↑仲の町公園


公園には椋の巨木があり、四方に根を張る樹形は逞しい。





洲崎神社鳥居前の楠木も大地に根を下ろし、どっしりと
構えている。

手を触れると巨木の持つ威厳とエネルギーが伝わり
気を吞まれる。



毎週木曜日は円空仏彫刻の稽古日。



午前午後とも荒子観音寺内の教室で過ごした。



青面金剛神像を彫るつもりで、家で桧材の木取りをしておいた。
青面金剛神は日本古来の民間信仰「庚申講」の本尊。

三面の顔があり、おでこにも目を持つ強面系の像で、邪気や疫病を払うご利益がある。
足元には三猿が鎮座するユニークな神像。

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堀川納屋橋」

2022年05月11日 | イベント


朝から曇りがちで雨の予報も出ていた。
こんな天気の日は、納屋橋畔のセンダンの花の香りが強く漂う。



納屋橋北東角で新築中の商業ビルの鉄骨が上層まで延び、丸みを帯びた外観が見えてきた。
結婚式場やディスコの跡地が間もなく蘇り、向いの赤煉瓦の文化財「旧加藤商会ビル」と
対照的な景観が楽しめそう。



納屋橋遊歩道の柵にはフラワーバスケットが飾られ、それを夜に点灯する風鈴が取り付けられている。





短冊には願いや思いが書かれた短冊も吊るされている。



開催中の堀川フラワーフェスティバルに、風鈴が彩を添えている。



天気予報とは裏腹に、昼前から天気が回復し貴重な晴天となった。
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朝の散歩はささしまライブへ

2022年05月10日 | 歩く


雨上がりの今朝はささしまライブあたりを歩いてきた。



ささしまライブへ行くにはJRや私鉄などのガードを潜っていく。
今朝通ったのは新しく出来た歩行者専用で、車を気にせず歩けるのでありがたい。



煉瓦張りの歩道は、ガード下の木造オフィスの横を通り、
メイン道路に出る。



中川運河船止め周辺の整備工事は目下進行中。



クルーズ船の船着き場先の遊歩道も通れるようになっていた。



ガード下の整地が終わり、どんな施設ができるのか楽しみ。



東側の倉庫や古い建物が撤去され、広い空間ができている。



「中川運河にぎわいゾーン計画」は、ゆっくりながら着実に進んでいる。



新築中のマンション「NAGOYAtheTOWER」は散歩中にあちこちから見えるようになった。



現在躯体工事は25階まで進んでいる。



内装工事も並行して進められているので、完成するのが意外に早い。
42階まで積み上がったら、文字通り名駅南のランドマークになるだろう。

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深海探査機

2022年05月09日 | 歩く


朝から曇り空で、歩いていても少し肌寒かった。



昼頃から雨が降り出し最高気温が20度以下で、季節が
1か月ほど戻ったようだ。



白川公園の美術館の池にアオサギが飛来し、獲物を狙っていた。
金魚がほとんどいなくなったのはサギの仕業だった。



カルガモの夫婦もいたが、お互いに無関心を装っている。



科学館の屋外展示場に深海探査機「ドルフィン3K」が展示してある。
平成14年まで日本近海の鉱物資源や海洋調査、地震調査などに使われていて、
3000メートルの深海まで潜れるわが国初の無人探査機だった。

後継機の「かいこう」が、世界一深いマリアナ海溝の最深部に達し、
10911メートルの深度を記録している。



「KAZU1」の海底の様子や引き揚げの困難さが、ニュースで伝わってくるが、
深海探査技術と海洋サルベージとは内容も方法も違うようだ。
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一木三尊像

2022年05月08日 | 趣味

↑名駅通り
大型連休最終日の今日も朝から晴天で、五月の風が
爽やかな一日だった。



朝の散歩は名駅通りから新幹線や私鉄のガードをくぐり
西口あたりを歩いてきた。



リニア新幹線名古屋駅の建設工事が、あちこちで進められている。



工事地域の建物が撤去され、道路も付け替えられて
街の様子が一変している。



リニア新駅は、JR在来線や新幹線とクロスするように地下深くに作られるので、
その様子は分からないが、地上部分の整備も進められている。



椿神明社も曳家工法の移動が終わり、参拝もできるようになっていた。



一木三尊像で残っていた善財童子の顔を彫り直しをして
三尊が揃った。


↑左から善財童子、十一面観音、善女竜王
善財童子は華厳経に出てくる菩薩の名で、53人の善知識を歴訪し、
最後に普賢菩薩に会って浄土往生を願ったという。

仏法修行53の段階を示し、東海道五十三次由縁の説もあり
智恵を授ける菩薩と言われる。

後はささくれを取り表面を整え、古色塗りをして完成。
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土曜日の朝

2022年05月07日 | 歩く

↑納屋橋シャムズガーデン
朝のうちは雲が多かったが昼前から青空が広がり
今日も夏日となった。



白川公園を周回し、散歩に来ているワンちゃんたちと遊んだ。
街で育った柴犬はフレンドリーで、とてもおとなしい。

小型犬とも仲良く遊ぶし、他人が撫でたり触ったりしても
警戒したり怒ることがない。
こんなワンちゃんたちを見ていると、もう一度飼ってみたくなる。


↑噴水池

↑美術館裏の池
カルガモのつがいは、噴水池と美術館の池で仲良く泳いでいた。
行ったり来たりしているので、近くで巣作りをしているのかも知れない。



堀川端のフラワーバスケットは、定時に自動給水されるので
鮮やかな色を保っている。



納屋橋のイルミネーションが6時を過ぎてもまだ灯っていたが、
辺りが明るいのであまり目立たない。



昼前から青空が広がり、強い紫外線が肌に感じるような
天気になった。
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白鳥庭園へ

2022年05月06日 | 歩く


久しぶりに白鳥庭園へ行ってきたが、連休明けの園内はとても静かだった。



薄曇りの天気で、園内を歩くにはちょうど良い散歩日和。





ツツジは終わり、牡丹やカキツバタが咲いていた。



この庭園は、築山を御嶽山に見立てて、そこからの流れを木曽川とし、
流れ込む池が伊勢湾としている。
源流から河口までの風景を白鳥八景とし、自然の景観が再現された池泉回遊式庭園と言われる。


1、滝の景

2、渓流渓谷の景

3,水郷の景

4,海洋の景

5,汐入の景 8,清羽亭の景

6,宮の渡しの景

7,里の景



今の季節は花が少ないが、どこも滴るような緑に覆われて、
思いっきり深呼吸がしたくなる。


↑白鳥橋から堀川上流方面

↑下流方面
帰りに白鳥橋を渡って対岸の白鳥古墳に立ち寄った。



6世紀半ごろの前方後円墳は、全長約70m,高さ約7m。
江戸時代に鏡、馬具、須恵器など多くの副葬品が出土した。



熱田神宮の管理下であった時代の社伝では、日本武尊の陵としている。
熱田台地は神代からの歴史と伝説の多い土地だ。
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花壇の手入れ

2022年05月05日 | 暮らし


GWが終わり、Uターンラッシュで交通機関や高速道路の混雑を盛んに報じている。



こどもの日の今日も快晴で、日差しの眩しい一日だった。



納屋橋畔のセンダンの木に紫色の小さな蕾がたくさん付いていた。



紫色の涼しげな花と甘い香りは、夏の訪れを教えてくれる。



朝のうちに玄関先の花壇と鉢植えの花の入れ替えをした。
小さな花壇の雑草と咲き終わった草花を取り除き、古い土を出して培養土を入れた。
植木鉢にペチュニアやマリーゴールドなど、夏の草花も植えた。



ミニトマトの苗を2本植えて、ミニミニ菜園の真似事もした。
午前中のわずかな時間だったが、大汗をかき顔がヒリヒリするほど
日差しが強い一日だった。

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名駅あたりの人出

2022年05月04日 | 雑感


東海地方は今日も高気圧に覆われ、ゴールデンウイーク後半も好天が続いている。



どのテレビ局も観光地の混雑や、高速道路の渋滞を伝えている。
好天と行動制限が無くなったことで、観光地やテーマパークへ向かうようだ。



お昼ごろに名駅へ出かけたが、それほどの人混みはなかった。
例年この時期に行われる「エキトピア祭り」が中止になり
少し寂しい感じがする。

コロナが終息していない中での行動は、どんな結果が出るのか
ニュースの人混みを見て、少なからず不安を感じた。
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一木三尊像

2022年05月03日 | 趣味


今日も朝から雲一つない快晴で、連日の五月晴れが続いている。



早朝の名駅あたりは、人も車も少なく閑散としている。



工場も会社も稼働していないので、空がいつもの朝より澄んでいる。



一木三尊像の台座をケヤキの板で作った。
三体とも細身で長身なので、脱着できる構造で台座に固定した。

寺院などに祀られている三尊像は、中尊と左右の脇侍からなるもので、
3つの仏像が一組になっている。

阿弥陀三尊は(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)で、釈迦三尊は(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩)。


↑薬師三尊(2022,1月作)
薬師三尊(薬師如来・日光菩薩・月光菩薩)などが有名な三尊仏といわれている。



高賀神社の円空作一木三尊像は、一本のヒノキ丸太を3分割し、中尊が十一面観音で
脇侍は善女竜王と善財童子と円空独自の三尊である。



善財童子は円空自身、善女竜王を母に見立てて、十一面観音に
抱かれてるとの見方もある。

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新舞子マリンパークと佐布里緑と花のふれあい公園へ

2022年05月02日 | ドライブ

↑新舞子マリンパークから伊勢湾口方面
お天気に誘われて「新舞子マリンパーク」と「佐布里緑と花のふれあい公園」へ行ってきた。



マリンパークは知多市にある人工島の公園で、名古屋から最も近い海水浴場として知られている。



壱岐の島から運んだ砂を敷き詰めた人工砂浜で、夏には多くの家族連れや若者で賑わう。
人工浜では珍しい海亀の産卵も確認されている。



園内には芝生広場や海釣り施設、ビーチバレーコート、休憩所、BBQ施設などがある。





沖まで伸びる長い防波堤の釣り場では、太公望が釣り糸をたれ、カレイやキス、クロダイなどを狙っている。



帰りに知多市の「佐布里緑と花のふれあい公園」にも立ち寄った。



愛知用水調整池である佐布里池の周辺の景観を生かした、余暇活動や花や樹木に
関する情報を紹介する参加体験型施設。



特に園内には6000本ほどの梅の木があり、梅まつりの時には
大勢の人が訪れるという。



園内には売店やレストラン、温室、愛知用水神社、屋外ステージ広場、BBQコーナーなどがある。



小高い丘の上に建つ愛知用水神社は、木曽川の取水口から、この佐布里池に溜め、知多半島全域の
1000キロに及ぶ水路網を見守っている。





広い園内には知多半島特有の照葉樹林があり、クスの大木なども繁っていた。



潮風と緑の風をいっぱい吸いながら、気持ちよくウォーキングが出来た。
知多半島の入り口にある二つの施設は、名古屋から意外に近く海と緑が楽しめる穴場だった。

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