
今日は朝から厚い雲に覆われ、時々雨もぱらつく
あいにくの三連休初日になった。

台風の影響もなさそうなので、長良川河口堰へ行ってきた。

まず「アクアプラザながら」で、河口堰のことや
長良川、水資源、防災などの予備知識を得た。



展望室からは、巨大な堰の概要と、長良川の上流から
河口方面の眺望が楽しめる。



堰の脇には魚道が設置され、その観察室からは魚の
遡上の様子を見ることができる。

川が堰き止められ、わずかな魚道に魚が集まるので、
カワウやシラサギの絶好のエサ場になっている。
自由に行き来できない魚はかわいそうだが、
楽してエサにありつける鳥は大よろこび。

巨大構造物が、生態系のバランスを崩している。
長良川もすごく大きい川ですね。
河口堰は必要があるから造るのでしょうが、
写真で目の当たりに不自然なまでの
巨大建造物拝見してみると
生態系が崩れるのは当然でしょう。
問題になった諫早湾のも
河口堰ですか?
開門賛成とか反対とか争っていました。
洪水と言えば江戸時代木曽三川堤防工事で
幕府の命令により島津藩が大きな犠牲を払って完成させました。
私のことですから小説で読んだ知識ですが。
今でも地元では記念碑を建てて感謝しているようです。
魚悲しみ鳥喜ぶですね
当初は農工業用水の確保で始まった事業です。
その需要がなくなり、国は名目を治水に切り
替え完成させました。
河口に堰を作っても洪水には役に立たず、流域
の鮎やサツキマス、河口のハマグリ漁に大きな
影響を与えてます。
諫早は戦後のコメ不足解消のため、有明海の
一部をギロチンで塞ぐ干拓事業です。
今は米が余り、漁業者が苦しんでます。
無駄な公共事業の犠牲になるのは自然と地域
住民のようですね。