名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

長良川河口堰

2019年09月21日 | 歩く


今日は朝から厚い雲に覆われ、時々雨もぱらつく
あいにくの三連休初日になった。



台風の影響もなさそうなので、長良川河口堰へ行ってきた。



まず「アクアプラザながら」で、河口堰のことや
長良川、水資源、防災などの予備知識を得た。







展望室からは、巨大な堰の概要と、長良川の上流から
河口方面の眺望が楽しめる。







堰の脇には魚道が設置され、その観察室からは魚の
遡上の様子を見ることができる。



川が堰き止められ、わずかな魚道に魚が集まるので、
カワウやシラサギの絶好のエサ場になっている。

自由に行き来できない魚はかわいそうだが、
楽してエサにありつける鳥は大よろこび。



巨大構造物が、生態系のバランスを崩している。
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2 コメント

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治水治国 (Rei)
2019-09-22 15:24:43
木曽川は大きいと思っていましたが
長良川もすごく大きい川ですね。
河口堰は必要があるから造るのでしょうが、
写真で目の当たりに不自然なまでの
巨大建造物拝見してみると
生態系が崩れるのは当然でしょう。
問題になった諫早湾のも
河口堰ですか?
開門賛成とか反対とか争っていました。
洪水と言えば江戸時代木曽三川堤防工事で
幕府の命令により島津藩が大きな犠牲を払って完成させました。
私のことですから小説で読んだ知識ですが。
今でも地元では記念碑を建てて感謝しているようです。

魚悲しみ鳥喜ぶですね


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公共事業 (nko)
2019-09-22 17:15:11
Reiさん
当初は農工業用水の確保で始まった事業です。
その需要がなくなり、国は名目を治水に切り
替え完成させました。
河口に堰を作っても洪水には役に立たず、流域
の鮎やサツキマス、河口のハマグリ漁に大きな
影響を与えてます。
諫早は戦後のコメ不足解消のため、有明海の
一部をギロチンで塞ぐ干拓事業です。
今は米が余り、漁業者が苦しんでます。
無駄な公共事業の犠牲になるのは自然と地域
住民のようですね。
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