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五色園コンクリート像の3回目は、「赤山明神貴婦人邂逅」のシーンからスタートします。
親鸞聖人26歳のとき、赤山禅院にお参りの折、美しい女性が現れ
比叡山へ連れて行ってほしいと懇願されたが・・・
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「桜ヶ池大蛇入定由来」
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法然が大蛇と化した阿闍梨を、遠州桜ヶ池に訪ねて、
他力本願の教法を説くシーン。
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深閑とした池の淵を這う大蛇が不気味で、
千尋もある大蛇に、水底へ引き込まれそう。
「肉付きの面」
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蓮如上人のもとへ通う息子夫婦が気に入らず、
老婆は鬼の面を被って嫁を脅した。
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その後、面を外そうとしたが出来ず、蓮如上人の教えを受けて、
ようやく取れたが面には顔の肉が付いたままだった。
「御流罪」
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後鳥羽上皇の怒りに触れて、親鸞聖人は越後へ流罪となる。
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苦難をものとせず、他力本願の教えを、この地に広めた。
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↑ 難所親不知?
像が立つあたりは、辺境の流罪地を思わせる池や、
荒涼とした草むらなど、お膳立てが揃っている。
「身代わりの名号」
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親鸞の法話に参詣する妻を、夫は暴力を振るって止めていた。
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それを知った聖人は、10文字の名号を与え、
参詣しないでそれを拝むように伝えた。
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夫に内緒で拝む挙動をあやしみ、浮気をしていると思い込み、殺してしまった。
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ところが、殺したはずの妻は生きていて、名号が血に染まり・・・
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クライマックスのシーンは、次回にアップします。
小説でもよみましたので・・・
しかし、こんなにも数々の物語があったのは初めて聞きました。
単独の像でないところが面白く楽しいですね。
少々おどろおどろしいお話しも楽しめました。
こうした物語性のある一連の像の数々、ほかにはあまり例がないかもしれませんね。
いろいろなドラマが、コンクリート像で再現され、
さながら宗教テーマパークのようです。
人っ子一人いなかったので、少し不気味なシーンもありました。
桜の頃は、人出が多いようです。
多少は雰囲気が、変わるかもしれませんね。