名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

刃物を研いで十一面観音を彫る

2017年01月23日 | 趣味


今日は砥石の面直しをしてから、
鑿や小刀、彫刻刀の研ぎをした。

砥石は使っているうちに真ん中がへこむので、「面直し」で
平面にしておかないと、切れ味よく仕上がらない。



研ぎの状態は、親指の腹や爪に刃を当てて調べるが、
いずれも勘と経験の世界なので難しい。



十一面観音像の胴体部分は、粗彫りが済んだので、
核心部分の顔に取り掛かった。

眉や目、鼻、口、耳などを鑿と彫刻刀で彫り、頬のふくらみや
口のまわりの窪みなどを、写真を見ながら彫っていく。
写真の陰影から、立体的な形を読み取るのが難しい。

顔の粗彫りは終わったが、小さな化仏に
取り掛かるのは、もう少し先になりそう。
コメント (4)
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