
2月24日のお昼は京都ブライトンホテル内にある鉄板焼「燔(ひもろぎ)」を11時半に予約していました。




















ホテル館内の空間の広さは約700㎡、高さは約23mと広大な開放感が京都ブライトンホテルロビーの特徴です。

毎年この時期には「現代の名工」にも選ばれている安藤人形店(桂甫作)の見事な御所雛が飾られています。
京都ブライトンホテル館内には5つのレストランが営業されていますが、今どきには珍しく全てがホテル直営です。
以前にコンシェルジュの方にお聞きした事がありましたが、直営だと宴会の時などに横の連携が取りやすく、あらゆるお客様に対応出来るのが大きなメリットだとお聞きしました。
それらに加えて僕の考えでは各料理長同士の競争心や研究心、探究心も芽生えて来てお互いに切磋琢磨する風土が自然に芽生えてくるのではないでしょうか?
京都のホテル内にあるレストランではレベルが高いといつも来る度に感じます。




この日は"おひとり様"ランチで、担当して頂いたのが鈴木シェフ。

① 前菜5種盛り合わせ


② タラバガニむき身と里芋のあんかけ
タラバガニ、、久しぶりに食べましたが甘みが強く、里芋と共に出汁の効いた餡とがよく絡んで非常に美味しかったです。
鈴木シェフとは初対面でしたが、全くの偶然でふたりの共通の料理人と知り合いでした。
そのおふたりの話題で大いに盛り上がりました。
おひとりは現在、四条河原町で食堂デイズをされている清水正さん。
元は京都ブライトンホテルのシェフをされていましたが独立され、西本願寺の斜め向かいで「西洋酒楼六堀」のオーナーシェフをされていましたが、コロナ禍の中で閉店されました。
現在では、食堂デイズで奥さまと頑張っておられます。
ランチはナイフを入れると玉子が割れてひろがる2種類のハンバーグと炭火焼きハンバーグとがあり若い方に人気があり、なかなか予約が取れない店になっています。
皆さん、美味しいお店はよくご存知ですね。
鈴木シェフはホテル時代の同僚(同じ職場ではではなかったそうですが)で今も変わらずに親交があるそうです。
もうひとりの方はJR嵯峨野線二条駅の東側で「リストランテ野呂」のオーナーシェフをされている野呂浩美さんです。
青森県のご出身で寡黙な方?ですが、料理の腕はピカイチです。
清水さんが「西洋酒楼六堀」を閉められてから四条河原町で「食堂デイズ」をされているのを教えて頂いた方でもあります。
昨年だったか?京都ブライトンホテルとのコラボで料理を提供されたそうです。
その企画は知っていますたが、日程が合わずに断念してしまいました。
是非、再現して欲しいものです。
鈴木シェフとはこんなやり取りをしながら、会話が凄く弾みました。

③ 焼野菜
蓮根やさつまいも、かぶに淡路島産の玉ねぎが鉄板上で鮮やかな手さばきで焼かれます。
煮物とはまた違った甘みを感じます。
全ての野菜の火加減はやはりプロの料理人仕事ですね。

④ サラダ


⑤ 米沢牛ともやしサンド
メインのステーキです。
米沢牛のイチボの部位が80gが使われています。
なかなか食べる機会の無い米沢牛、、、ミディアムレアでお願いしました。
赤身と脂のバランスが程よく、僕の様な年齢になるとヒレと共に食べやすい部位のひとつです。

⑥ ご飯 赤だし
ご飯をガーリックライスにも替える事も出来ますが、お口直しにはやはりご飯と汁物に限りますね。

⑦ デザート
バニラアイスにティラミスにイチゴとデザートの王道が並んでいます。
こちらはラウンジ・バー「クー・オ・ミディア」が作られたデザートでしょう?
ここでも直営レストランのメリットが発揮されています。
お会計の所まで鈴木シェフが挨拶に来られました。
また、贔屓の店が一店増えた思いです。
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