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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

苔寺(西方寺) 世界文化遺産

2023年05月29日 09時33分00秒 | 日記
 5月19日は世界文化遺産にも登録されている苔寺(西芳寺)を拝観しました。









JR東海ツアーズの企画での参加で8時50分に「衆妙門」に集合で一般の方の拝観(事前予約制)前に境内に入れます。

この日は生憎の雨でしたが、ここ苔寺の拝観には雨がが降っている方が好都合です。

晴天が続くと茶色くなってしまいますが、雨が降ると苔は見事な輝きを放ちます。







夢窓疎石作庭の庭園ばかりに気が行ってしまいますが、ここは禅宗寺院、、、
本堂(西来堂)で写経をし、ご本尊さまに奉納した後でしか庭園に出る事は出来ません。









ご本尊阿弥陀如来像を囲むように昭和の京都画壇の重鎮・堂本印象画伯による104面もの襖絵が描かれています。

以前は「般若心経」を写経していましたが、最近では短い「延命十句観音経」になっています。









写経を終え、ご本尊さまに納経し庫裡の横にある門から庭園に出ます。













苑路を進むと雨をたっぷりと吸った苔庭が広がり、右手には"少庵堂茶室"が静かに佇んでいます。









さの先には千少庵(利休の娘婿)が作った茶室“湘南亭(重文)"があり、幕末の一時期、岩倉具視がここに隠れ住んだそうです。









しかし、苔の美しさには素晴らしいものがあります。
現在、約120種類もの品種の苔が自生しています。

作庭当時は心字池を中心にする池泉回遊式庭園でしたが、近くに西方寺川が流れ、常に湿度が高い事から自然に苔庭になったそうです。









三つ目の茶室"潭北亭"です。
内部には入れませをが、茶室前にはベンチが置かれ、素晴らしい景観を楽しむ事が出来ます。



上段の庭への入口「向上関」です。

以前は自由に拝観出来ましたが、現在は通常非公開エリアとなっています。
夢窓疎石作庭の石組が残り、楽しみにしていたエリアですが、久しぶりの西方寺、、、
写経や拝観エリアなど色々と変更されていますね。








しかし、十二分に楽しめた西芳寺でした。

次に近くにある"地蔵院"を訪ねます。



















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1 コメント

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Unknown (たいぴろ)
2023-05-29 12:40:47
苔寺良いなぁ〜。予約制というのが私はハードル高くてなかなか行けません。いつか地蔵院や鈴虫寺と一緒に行きたいけど。
当面はkmytさんのブログで見せていただきます。
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