こんにちは浦田関夫です

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市長の献金問題で告発受理

2015年12月17日 06時40分10秒 | Weblog


 坂井俊之唐津市長が代表を務める自民党支部の献金問題で佐賀地検と佐賀県警は昨日、「坂井市長に政治資金規制法違反の疑いがあるとして唐津をよくする会が提出していた告発状を受理しました。
 献金問題は、司法の場に移ることになります。
しかし、公職選挙法の疑いがあるとしていた2013年の市長選挙については、公訴時効が3年ということで提出をしませんでした。

 告訴状では、「市長が代表を務める政党支部は2013年と14年の2年間で企業団体からの寄附486万円全額を市長の個人後援会に振り替えていたいました。政党支部は経費も計上せず、活動実績もないことから、政治家個人のへの直接の寄附であり、政治資金規正法違反」としているものです。

 また、フォークリフトの購入補助金276万5000円円を受けた協同組合が昨年4月に政党支部に10万円を寄附をしていました。
これは、「補助交付決定1年以内に寄附をしてはいけない」という政治資金規正法違反に当たります。

 政治資金規正法は、よく「ザル法」といわれるように「政党支部で企業団体から寄附をうけ」それを個人後援会に振り込むという「迂回献金」のやり方が脱法行為的におこなわれていました。

 今年4月に後援会会長名で「坂井としゆき育てる会」の継続加入の依頼文では、個人会費は「育てる会」企業団体の「法人会員」は「自民党唐津市101支部」と明記しています。
このように、個人と法人の入金先を分けて口座も示しています。
(この内容の記事も今朝の佐賀新聞に掲載)

 このようなことを見逃せば、司法もそれを容認することになり、捜査を注目したいと思います。
議会では、市長をかばう空気があり、一般質問で「大きな声に負けずに頑張って欲しい」との発言が出るほどです。

 坂井市長は、「法の認識が非常に低かったことを深く反省する。地検などから要請があれば全面的に協力をする」とのコメントを出したそうです。

 写真は、いずれも今朝の佐賀新聞です。

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2 コメント

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一般質問 (鏡山)
2015-12-18 00:04:56
市長を擁護している議員はどの議員でしか?
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Unknown (うらた)
2015-12-18 06:24:30
最後に一般質問をした議員ですが、政権与党のほとんどです。
返信する

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