こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

就職 超氷河期

2011年01月20日 07時51分51秒 | Weblog
この春卒業予定の大学生や高校生の就職内定率が1996年以降で最低の状況に関係者は頭を痛めています。
 若者の就職難はまさに「超氷河期」です。このままでは多くの卒業生を泣かせる春になってしまいます。若者の社会人としての第一歩が失業者という社会でいいわけはありません。

 学生に耐えがたい苦痛を強いている新卒求人の減少の大もとには、正社員を減らして契約社員・期間社員などの不安定雇用を増やしてきた大企業の経営戦略があります。
今日の新聞でも連合の1%引き上げにも「雇用が先だ」と経営者側は回答しています。
私の妻も「1%の値上げもできないのだろうか」と嘆いていました。
 それを聞いて、以前財界のシンクタンクが「賃上げこそ景気が回復する」と発表してていたことを思い出しました。
 閉塞感が漂う中で、正規雇用と賃上げで、「循環型経済」をつくることが求められています。

 大企業がわずか1年で増やした内部留保(11兆円)の3・4%を使うだけで、新卒者15万7000人を雇うことができます。

 政府は、経済界に新卒者の採用数確保を強力に働きかけるとともに、就職活動の現場からの切実な声に応え、いますぐ必要な対策を強化すべきです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 輸入頼みの日本の食糧に警鐘 | トップ | 政党助成金こそ事業仕分けで... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事