県農政協議会がTPPの取り扱いで参院選挙候補推薦にあたって混迷しましたが、結果として推薦を取り消していた自民党の山下雄平氏を再度推薦しました。
その時に山下氏が県農政協議会に提出した文章がここにあります。
その文章によると「国際交渉の場で日本の主張が通しづらい枠組みになっているのではないか」と評論し「私のTPP反対の立場は変わりません」と述べています。
山下氏の「TPP反対」の主張と安倍首相の「TPP交渉参加」とは矛盾するのではないでしょうか。
山下氏は、交渉参加に進んでいる自民党の方針に弓を放つことが出来ると思っているのでしょうか。
農民に幻想的な思いを抱かせる「文章」でももらわなければ「推薦」出来ないようになっているところに「農民の心が自民党から離れている」実態が見て取れます。
60才代の農家の方が私に「補助金だけでは農業は良くならなかった」と話しかけてこられました。
自民党農政が「補助金」というアメをバラまき、そのアメにすがってきた農民が、いま「補助金農政」では農業に展望がないことに目覚めてきているのです。
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