唐津市は、公共施設の統廃合を盛り込んだ再編計画を推進する条例案を示し、パブリックコメントを募っています。
「公共施設の再編計画」は、早い話、周辺部の公共施設を廃止して、中心部に集約しようというものです。
これまで近くにあった、施設がなくなることは、住民にとって辛いことです。
出来れば存続して欲しいとの願いがあります。
市は、人口減少などで公共施設の維持が困難になっていることから、「公共施設等総合管理計画」をつくり、2034年度までに全体保有面積の18・5%を減らすことを目標にしています。
たとえば、呼子と鎮西市民センターの統合や火葬場を1カ所に集約する方針です。
すでに、湊、打上、切木出張所の廃止については住民説明会を終え、6月に廃止が決まっています。
廃止される、3出張所の住民は、苦渋の思いで同意しています。
私が、条例の内容で気になったのは「市民の責務」の条項です。
「公共施設の再編の推進に参画及び協力するよう努めるものとする」というものです。
それは、市民を市と一緒になって主体的に、「推進に参画及び協力するよう」ともとれる文言は如何なものでしょうか。
せめて「理解と協力するよう務める」など、苦渋の中で、施設の廃止に同意する住民に寄り添った条例であって欲しいものです。
皆さんは、どのようにお考えでしょうか。
パブリックコメントは1月31日まで受付しています。
写真は、大手ビルから旧庁舎の解体風景です。
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