農産物や唐津焼などを販売する「岸岳ふるさと館」(北波多)が31年の歴史が昨日をもって閉じました。
売り上げの減少などが理由で、指定管理者の「岸岳ふるさと館利用組合」が施設を所有する市に運営を辞退の申し入れたものです。
同店舗は、旧北波多村が1989年2月にオープンさせました。
国道202号線沿いにあり、オープン当時は、地元住民や観光客も多かったのですが、最近は西九州自動車道の開通や大型スーパーの進出などが重なり、来店者は少ないときは30人程度の時もあり、「売り子さんの日当もでない」状況が続いていました。
利用組合としては、「続けたい気持ちはあるが辞退はやむえない」としています。
岸岳ふるさと館は、市が借地で建物は市の所有となっています。今後の活用について、市は「地元と相談しながら、決めていきたい」としていますが、利用が決まらない場合は、「解体」も検討されています。
写真は、「蝶蝶」の標本は、店先に置かれていたもので、ここの組合長のライフワークで採取されたものです。
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