こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

3年間で5億5000万円の企業立地促進補助金

2011年02月03日 06時44分00秒 | Weblog
地方の自治体では、企業誘致に懸命です。
その結果、自治体間で過剰サービスの競争です。
 唐津市もあの手この手で企業誘致合戦を繰り広げています。

 たとえば、「雇用奨励金」新規地元雇用者一人につき50万円。
「水道料金補助金」企業が払った料金の半額を補助。
「立地奨励金」新規に取得した設備什器の固定資産税相当額を免除。
他にもたくさんありますが、極めつけは「立地促進奨励金」です。
用地取得に要した経費で「千寿製薬」(石志)に4億円(2009年)を払っています。
工場内外を緑地工事などをする費用も補助金を出します。

 2008年から2010年までの3年間で、唐津市が進出企業に払った金額は5億5100万円になる見込みです。
進出企業は、5社、新規雇用は138人。

 みなさんは、この数字をどう見ますでしょうか。

 私は、もうそろそろ、「呼び込み型の景気対策」から「地域循環型景気対策」へ転換することが求められてきているのではないかと思っています。
 地域循環型景気対策として「住宅リフォーム制度」が全国で増えています。
持ち家や店舗を改装するときに、その費用の一部(全国的には10万円補助が一般的)をして地元の業者に仕事の後押しをするもので、経済波及効果が投資費用の10倍以上とされています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン