こんにちは浦田関夫です

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古川県政を検証する

2006年11月10日 10時38分20秒 | Weblog
 古川知事は、「改革派知事」として3年半前に誕生しました。その3年半の県政がどうだったのか改めて検証してみたいと思い、2006年2月16日に、平成18年度当初予算案について記者会見のホームページを見た感想を述べたい。

 三位一体の影響について

 三位一体の改革が実施されたことで、佐賀県は国庫補助負担金が188億円減った。その割に税収は100億円しか増えず、その差額88億円が交付税で措置されると国は言っていますが国の交付税総額は減っています。

 古川知事は、交付税措置について「しっかり確認しなければならない」と不信を述べています。三位一体改革を推進してきた古川知事のぼやきが聞こえます。

 さらに、「収入も思うように増えない」「土地も売れない」「県の施設に有料広告を入れたいが、指定管理者との関係がある」とぼやいています。

 そこで考えたのが、「バイサガ2006」佐賀で買い物をしようということですが、1年間の期限つき。それは、平成18年度に「小売調査」がおこなわれ、それが5年間の地方消費税配分の基準になるためです。

 本心から佐賀経済の浮揚策とは思えません。

 ならばと、「行財政改革緊急プログラム」に力を入れることに。

 その中身は、歳出の削減と増収策ですが、出てくる内容は、職員の削減と福祉施設の民間委託化です。

 職員をH7年からH17年までに知事部局で241人(6.5%)退職者がありながらH22年までに517人減らして13975人にするとしています。

 こんなに職員を減らして佐賀県政はまわるのでしょうか?

 公の施設の民間委託とは

「総合福祉センター」「日ノ隈寮(救護施設)」「佐賀向陽園、伊万里向陽園(養護老人ホーム)「九千部寮、金立寮(知的障害通勤寮)」「希望の家(身体障害者総合救護施設、授産・救護部門)」「聖華園(児童養護施設)」「佐賀婦人寮(婦人保護施設)」「佐賀コロニー(知的障害者総合救護施設)」と障害者施設や福祉施設ばかりです。

 その一方で、古川知事は、記者会見で、「私学助成は充実する」とのべています。

 皆さんは古川県政をどう評価されますか?

コメント
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