先日、阿久悠さんが亡くなりました。
彼が詞を書いた歌。
本当に有名な歌ばかり。
自分も今でも口ずさむ歌も多いです。
そんな、阿久さんは高校野球の大ファンでもあったそうです。
昨年の夏の大会の、伝説の決勝戦を観て綴った詩。
心に残ったので、紹介します。
甲子園の詩
二〇〇六年 いい夏
引き分け再試合
三十七年ぶりの
過酷だが誇りにみちた
頂点の少年たちの決戦
勝利の栄光のためか
青春の光り輝く証明のためか
本来なら
全精力を消化し尽くして
悲壮に見える筈の少年たちが
まさに疲れを知らない
昂揚の美を示して
ただの一度も崩れることなく
毅然として闘った
最後までベストであった
二〇〇六年 いい夏
人々は日記に
きっとそう書く
今年の、夏の大会に出場する代表校が全て決まった日に亡くなったそうです。
何か、運命でしょうか・・・