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2006年6月5日開始
北海道札幌市
日々、家族の幸せを願いつつ生きる50歳

思い出の日本ダービーⅠ

2007年05月21日 21時51分37秒 | 競馬

今週は、ダービーウィーク!

年に一度の競馬の祭典である、第74回東京優駿競走(日本ダービー)を前に、今週は昨年末の有馬記念ウィーク同様、これまで見てきた記憶に残るダービーを紹介します!

    

1990年 アイネスフウジン

  

競馬に興味を持って、初めて見たダービー。

  

後に語り継がれる、大事件が起こった年

(その史上初の出来事は、後で書きます)

     

この年の注目は、皐月賞馬ハクタイセイに騎乗する武豊が、史上最年少ダービージョッキーとなるかどうか。

   

1番人気は、皐月賞3着のメジロライアン

2番人気は、2冠を目指すハクタイセイ

そして、

3番人気に、前年同世代のトップホースに輝いたアイネスフウジン

   

19万6517人   

  

史上最多の入場者が見守ったこのレース。

  

逃げたのは、アイネスフウジン。

レースの主導権を握る。

追いかける武豊ハクタイセイ。

非常に速いペースでの逃げではあるが、先頭のアイネスフウジンには余裕があるようにも感じられた。

  

迎えた

府中(東京競馬場)の直線500m

   

アイネスを追いかけたハクタイセイはジリジリと後退。

武豊の夢は、ここで終わった。

信じられないような加速を続けるアイネス。

遙か後方から、直線勝負に賭けた馬が、一完歩ずつアイネスに迫って来る。

それが、1番人気のメジロライアン。

     

だが、

  

ライアン届かず!

勝ったのは、アイネスフウジン!!

しかも勝ちタイムは、ダービーレコード(当時)の2分25秒3

  

この後、事件は起こった。

19万人の観客から巻き起こった

  

ナカノ・コール

  

(「ナカノ」とは、アイネス鞍上の中野栄治騎手)

  

当時の競馬中継で、解説をしていた大川慶次郎さんの言葉。

  

長い間、競馬を見てますが、こんなの初めてです。時代が変わりましたねー。

  

今や、当たり前でもある、勝ち馬・勝利騎手を称える「○○コール」。

自然にわき起こったのは、このときが史上初めて。

これを見られたのが、

とってもスゴイ瞬間に遭遇したなぁ・・・

と感激でした!