かえるネット木津川南

大阪市南西部で活動する日本共産党の青年後援会のブログです。

【安倍首相の所信表明演説】

2014-10-02 10:56:14 | 日記
【安倍首相の所信表明演説】
臨時国会が開会され、安倍首相が所信表明演説をおこないました。
その内容は、都合の悪いことには触れず、国民の声を無視した強権姿勢があらわになっています。

具体的に見ていくと・・・
集団的自衛権については、閣議決定にあたって安倍首相は「今後も丁寧に説明し、理解を得る努力をする」としていましたが、「法整備をする」ことに触れただけで、中身については一切触れませんでした。

沖縄・辺野古の基地問題では「安倍内閣は『言葉』ではなく、実際の『行動』で取り組んでいく」と述べ、説得の『言葉』すら投げ捨て、基地を押し付ける姿勢を鮮明にしています。

経済政策・税制では、経済情勢が悪化するなか、国民世論の過半数が増税中止・見送りとなっている消費税10%への増税についても一言も触れませんでした。

農業、雇用、医療、エネルギーなどの分野で国民暮らしと権利を保障している現在の仕組みに大穴を開ける、規制緩和を断行する構え。
とくに雇用問題では、有効求人倍率が改善し、賃上げが実現したとして「頑張れば報われる」と断言し、正規雇用の求人が少ないことや、実質賃金が13か月連続で減少している実態を無視しました。

エネルギー政策では、原発の「再稼働を進める」として、原発推進を露骨に表明しています。

女性の社会進出では、「真に改革すべきは社会の意識そのもの」と問題を矮小化し、女性の社会進出を阻む、非正規雇用の拡大や長時間労働などの根本問題の是正には一切言及しませんでした。

地方政策では、これまで地方を疲弊させてきた大企業呼び込み・大型開発中心の政策を見直すどころか、特区制度をつかった規制緩和と投資の呼びかけ。さらには「やればできる。」「気概を持てば景色は一変する」と精神論を振りかざしています。

このように、自分の都合の悪いことは「見ざる、言わざる、聞かざる」で、国民を無視し、アメリカいいなり、大企業中心の強権姿勢を貫く安倍政権。

いま、まさにこの強権姿勢の安倍政権と対決し、『国民が主人公』の新しい政治への抜本的転換が求められています。


10月1日(水)のつぶやき

2014-10-02 01:01:53 | 日記

安倍政権が消費税増税を強行して6か月、国民のくらしに大きな打撃を与えています。その一方で、大企業には法人税減税などの優遇策。
そんな中、高知県では、35県市町村中12市町村で消費税10%への引き上げ中止を求める意見書が可決されています。
安倍政権は国民の声に耳を傾けるべきです。